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ゲーム・アプリ 2019.12.25

2020年もVRゲームを楽しもう! 期待の新作タイトル15選

2019年に引き続き、2020年にも様々なVRゲームがリリースされます。発売されるタイトルには「Half-Life: Alyx」や「Medal of Honor: Above and Beyond」といった大作(AAA)タイトルも含まれており、2019年以上にVRゲームが盛り上がることが期待されます。

本記事では、2020年に発売予定の新作VRゲームから、特に期待されている作品をリストアップし、ご紹介します。

Half-Life: Alyx

・対応VRヘッドセット: SteamVR対応VRヘッドセット(Oculus RIft、HTC VIVE、VALVE INDEX、Windows MRなど)

・開発元:Valve

・発売予定日:2020年3月

「Half-Life: Alyx」は、Valveが以前から開発を進めていたVRゲーム。名作FPS「Half-Life」シリーズの約12年ぶりに発表された新作タイトルです。プレイヤーは、「Half-Life 2」のヒロイン、アリックス(Alyx)としてエイリアン「コンバイン」との戦いに臨みます。

マーベルアイアンマン VR(Iron Man VR)

・対応VRヘッドセット:PlayStation VR

・開発元:Camouflaj

・発売予定日:2020年2月28日

「マーベルアイアンマン VR」では、プレイヤーは原作アイアンマンの主人公トニー・スタークとなり、オリジナルストーリーを体験。スターク・インダストリーズを潰そうと世界中のスターク支社を攻撃する謎の存在「ゴースト」との戦いに挑みます。

本作ではPlayStation Move モーションコントローラーを2本使って、アイアンマンのリパルサー・ジェットを発動しながら青空を飛行し、歴代の敵とのバトルが楽しめます。また、トニー・スタークのガレージでは、アイアンマンのスーツとスキルをカスタマイズすることが可能です。

アフター・ザ・フォール(After The Fall)

・対応VRヘッドセット:SteamVR対応VRヘッドセット、PlayStation VR

・開発元: Vertigo Games

・発売予定日:2020年

「アフター・ザ・フォール」は、雪と氷に覆われた2005年のロサンゼルスが舞台のマルチプレイVRFPSです。文明崩壊後のポスト・アポカリプス的な世界を生き残るため、最大4人で協力して「スノーブリード」と呼ばれる化物との戦いを繰り広げます。

本作にはさまざまな武器が登場。電撃メリケンサックやカスタムハンドガン、炸裂弾を込めた狩猟ライフルなど、プレイヤーの戦闘スタイルに合わせて選択できます。武器のクラフトも可能で、80年代のウォークマンを改造したロケットランチャーといった武器を「ベースキャンプ」で作成できます。ベースキャンプでは世界中のプレイヤーとVRを通じて出会ったり、交流したりもできるとのこと。

Phantom: Covert Ops

・対応VRヘッドセット:Oculus Rift、Oculus Quest

・開発元:nDreams

・発売予定日:2020年

「Phantom: Covert Ops」は、軍用カヤックを用いて敵部隊が潜む沼地や基地へ潜入するタイトル。Oculus QuestとOculus Rift S専用に開発が進められています。本作では、プレイヤーは特殊工作員の1人として軍用カヤックを駆り、敵が占領する沼地の地奥深くへと潜入します。潜入方法やルートはプレイヤーに一任されており、消音機付きのピストルや強力なマシンガンなど複数の武器が用意されています。

Lone Echo II

・対応VRヘッドセット:Oculus Rift

・開発元: Ready at Dawn

・発売予定日:2020年第1四半期

Lone Echo  IIは2017年に発売されたアドベンチャーゲーム「Lone Echo」の続編。2019年12月現在、土星が舞台になることが判明しています。商品紹介ページによれば、本作には前作の登場人物、ジャックとリブが再登場し、Lone Echoの謎を解き明かしながら、時間の境界を越えて。宇宙の中に深く入り込んでいく物語とのこと。

Medal of Honor: Above and Beyond

・対応VRヘッドセット:Oculus Rift

・開発元:Respawn Entertainment

・発売予定日:2020年

「Medal of Honor: Above and Beyond」は、2017年のOculus Connect 4で提携だけが予告されていた新作。第二次世界大戦を題材にした人気FPSゲーム「メダルオブオナー」の完全新作となるVRゲームです。プレイヤーはヨーロッパ戦線に参加。フランス人のレジスタンスと協力しながらナチスと戦いを繰り広げます。

LOW-FI

・対応VRヘッドセット:SteamVR対応VRヘッドセット(Oculus RIft、HTC VIVE、VALVE INDEX、Windows MRなど)

・開発元:IRIS VR

・発売予定日:2020年後半

「LOW-FI」は、サイバーパンクを題材にしたVRゲームです。映画「ブレードランナー」や「ロボコップ」等から、制作のインスピレーションを得たことが公言されています。プレイヤーは犯罪多発地区「block303」に転属となった警察官として、犯罪者たちとの戦いに挑みます。

Vertigo 2

・対応VRヘッドセット:SteamVR対応VRヘッドセット(Oculus RIft、HTC VIVE、VALVE INDEX、Windows MRなど)

・開発元:Zach Tsiakalis-Brown, Errol Bucy

・パブリッシャー:Zulubo Productions

・発売予定日:2020年

「Vertigo 2」は、シングルプレイヤー形式のVRアドベンチャーゲーム。プレイヤーは広大な量子リアクター(Quantum Reactor)を探索し、家(home)へ戻ることを目指します。

Sniper Elite VR

・対応VRヘッドセット:SteamVR対応VRヘッドセット

・開発元:RebellionJust Add Water

・発売予定日:未定(Coming Soon)

VRステルスアクションゲーム「Sniper Elite VR」は、FPSゲーム「Sniper Elite」シリーズの新作タイトルです。舞台は、第2次世界大戦中のイタリア・シチリア島。ナチス・ドイツの潜水艦Uボートの脅威を排除するための戦いが描かれます。

Solaris: Offworld Combat

・対応VRヘッドセット:Oculus Rift、Oculus Quest、PlayStation VR

・開発元:First Contact Entertainment

・発売予定日:2020年

「Solaris: Offworld Combat」は、PlayStation VR専用タイトル「ファイアウォール・ゼロ・アワー(Firewall Zero Hour)」を手掛けたことで知られるFirst Contact Entertainmentが開発中の作品です。2019年12月現在、作品の詳細は不明ですが、マルチプレイヤー形式のシューティングゲーム(チームバトル)であることが告知されています。

Firmament

・対応VRヘッドセット(プラットフォーム):SteamVR対応VRヘッドセット、PlayStation VR、PC、PlayStation 4

・開発元:Cyan Worlds

・発売予定日:2020年7月

アドベンチャーゲーム「Firmament」は、パズルゲーム「Myst」シリーズで知られるCyan Worldsの新作タイトルです。同社によれば、本作はスチームパンクを題材にした作品とのこと。プレイヤーは、ぜんまい仕掛けの付属物(clockwork adjunct)からのアシストを受けながら、多様で興味深い領域(realms)を旅します。非VR版のリリースも予定されています。

The Walking Dead: Saints & Sinners

・対応VRヘッドセット:Oculus Rift、HTC VIVE、VALVE INDEX、PlayStation VR

・開発元:Skydance Interactive

・発売予定日:2020年1月23日

「The Walking Dead: Saints & Sinners」は、人気TVドラマ「ウォーキング・デッド」をベースにした作品。本作は、ウォーカー(ゾンビ)の発生から3年が経過したアメリカ・ニューオリンズが舞台で、複数の(独立した)ストーリーラインが存在することが特色とされています。原作コミックやTVドラマと関連した物語も各所で展開されます。

ニューオリンズの街にはゾンビ以外にも生存者のグループが存在しており、対立関係が生じています。Steamの説明によれば、プレイヤーはそれらのグループに参加して戦うほか、自分自身のために各グループと敵対することも可能とのこと。

The Walking Dead Onslaught

・対応VRヘッドセット:Oculus Rift、HTC VIVE、VALVE INDEX、PlayStation VR

・開発元:Survios

・発売予定日:2020年

「The Walking Dead Onslaught」も「ウォーキング・デッド」を原作とした新作VRゲームです。本作の開発は、「Raw Data」や「Sprint Vector」などの人気VRゲームで知られるSurviosが担当しています。

「The Walking Dead Onslaught」では、プレイヤーはウォーキング・デッドシリーズのキャラクターとなり、ゾンビと戦います。物語はAMCとのパートナーシップで作られたオリジナルストーリーになるとのこと。

Population: One

・対応VRヘッドセット:SteamVR対応VRヘッドセット(Oculus Rift、HTC VIVE、VALVE INDEXなど)、Oculus Quest

・開発元:BigBox VR

・発売予定日:2020年

「Population: One」は、バトルロイヤル形式のシューティングゲームです。BigBox VRはこのタイトルを、新たなeスポーツとして送り出そうとしています。本作はVR内の移動に重点を置いており、空を飛ぶ、壁などをよじ登る、道や障害物を作り出す、といった自由な動きが可能です。また最大24人が同時にプレイ可能です。PC向けVRヘッドセットとOculus Quest(オキュラス クエスト)間のクロスプレイも実装予定です。

Paper Beast

・対応VRヘッドセット:PlayStation VR

・開発元:Pixel Reef

・発売予定日:2020年第1四半期

「Paper Beast」は、1991に発売され、一部から強い好評を博したアクションアドベンチャーゲーム「アウターワールド」を手掛けたEric Chahi氏が開発に参加しているタイトルです。12月現在、作品の詳細は不明ですが、「テキストやダイアログは無く、プレイヤーはPaper Beastらとコミュニケーションを図りながら探索する作品」であることがChahi氏

(参考)Road to VR

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