横浜市は、老朽化の進む現市役所の移転後、その跡地にてオープンする施設の内容や事業予定者を発表しました。記者発表資料によると、この場所にはVR体験も可能な施設が設置されることも発表されています。
DeNAが運営、VR等で楽しみながら学べるスポーツ施設
現横浜市役所の移転後、跡地にオープンする予定の施設は「国際的な産学提携」「観光・集客」を目的とし、オフィスや大学施設、ライブビューイングアリーナ、ホテルなどを備える見通しです。
この施設のワンフロアとして、床面積約6,800平方メートルの「エデュテインメント(※)施設」が設置されます。これは株式会社DeNAが運営し、“VR等のテクノロジーにより、楽しみながら学べるスポーツ体験施設”を予定しているとのこと。なお、DeNAはこれまでにも、子会社である株式会社横浜DeNAベイスターズが野球観戦にXRの導入を行うなど、スポーツ分野におけるVR/AR/MR関連の活用を進めています。
(※エデュテインメント/Edutainment……教育/Educationとエンターテインメント/Entertainmentを合わせた言葉。教育と娯楽の要素を併せ持ち、興味を持って楽しみながら学ぶ教育プログラムのことを指す)
本施設は2021年より着工し、2024年末の開業を予定しています。
(参考)横浜市 プレスリリース