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活用事例 2019.09.25

働き手不足や人口流出対策に KDDIらがVRで移住促進

KDDI株式会社らは、VRを用いた移住・定住施策を鹿児島県の出水郡長島町にて実施します。VR体験設備を鹿児島県内に複数常設し、町の空き家バンクに登録された物件や、その周辺情報などを遠隔から内見することができます。

この施策はKDDIと長島町、株式会社川商ハウス、長島未来企画合同会社によるもの。町の空き家の活用と定住促進を目的としており、VRを活用することで移動にかかる労力を大幅に軽減することが期待されています。

長島町は人口流出や働き手不足といった課題を抱えており、2017年9月より川商ハウスと空き家の活用に関する取り組みを開始。2018年12月には、KDDIと地域活性化を目的とした連携に関する協定を締結しています。

現地に行かずに物件を内見

本施策は、移住を検討する利用者が、長島町の空き家物件や周辺情報などのVRコンテンツを遠隔から閲覧できるというもの。設置場所は、長島町役場、川商ハウス鹿児島本店、川商ハウス長島支店の3ヶ所です。VRコンテンツは家族などの複数人で視点を共有することができ、オペレーターとの双方コミュニケーションも可能です。

実施期間は2019年9月20日から2020年3月31日まで。なお、VRコンテンツは今後長島町が実施する移住定住促進イベントでの活用も予定されています。

(参考)KDDI株式会社 プレスリリース


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