NTTグループのエヌ・ティ・ティラーニングシステムズ株式会社は、ハラスメント研修の効果を高めることを目的とした補助教材「ハラスメント研修VRパッケージ」のレンタルサービスを9月2日より開始します。レンタル価格は、VRヘッドセット10台がセットで1週間20万円。VRヘッドセットの追加は10台ごとに7万円、同時利用数は最大30台までです(価格は税別)。
「ハラスメント研修VRパッケージ」は、研修用VRコンテンツとVR再生システムをパッケージ化したものです。VRコンテンツは、職場で起きやすいセクシャルハラスメントとパワーハラスメントを再現、各ハラスメントを当事者視点や職場仲間の視点で体験できます。
コンテンツ内には、ハラスメントと明確にわかるシーンと、明確には判断しにくいシーンが混在しており、どこに問題があるのかを受講者が考え、ディスカッションしやすい構成になっているとのこと。VR研修の進行は、一括制御システムにより、システム機器に関する専門知識が無くともオペレーション可能となっています。
本パッケージは、コンテンツのジャンルや用途を問わず、顧客の要望に沿ったオリジナルVRコンテンツの企画・制作にも対応可能です。
レンタルサービス概要
構成 |
・VRコンテンツ:セクシャルハラスメント、パワーハラスメント |
コンテンツ内容 |
セクシャルハラスメント コンテンツ パワーハラスメントコンテンツ |
価格(税別) |
20万円/1週間(追加HMD:7万円/10台) |
問い合わせ |
VRでハラスメントへの理解が深まる
今回のエヌ・ティ・ティラーニングシステムズの他に、株式会社ジョリーグッドもVRを活用したハラスメント研修サービスを開発しています。ジョリーグッドが企業の管理職向けに行った先行体験では、64%が「ハラスメントへの理解が深まった」と回答しています。