デイリーランキング

VRで労災体験、凸版印刷が製造業向けに提供

トレーニング・研修

2019/11/18 19:01

まずは“他人に見られないスマホ”? レノボがARデバイスの試作品発表

業界動向

2019/11/18 11:30

マイクロソフト「HoloLens 2」日本出荷開始、アップルのARグラスは2023年発売か? ー 週間振り返りVR/AR/MRニュース

業界動向

2019/11/18 08:00

【体験レポ・解説】QuestとPCを繋ぐ「Oculus Link」驚くほど違和感なし

Oculus Quest

2019/09/30 11:30

世界最小サイズで8K撮影可能 360度VRカメラ「QooCam 8K」

テック

2019/11/19 12:00

MoguLive facebook twitter hatena line

VRの「いま」を掘りだすニュースメディア

MoguraVR

【CEDEC2016】VR酔いを学術的に考える

8月24日から3日間にわたって開催されたCEDEC2016ではVRに関するさまざまな講演が行われました。

今回は産業総合研究所の氏家弘裕氏と渡邊洋氏、新潟大学の板東武彦氏により行われた「映像酔い・VR酔いの理解とその軽減に向けて・・・(初級編)」についてレポートしていきます。

image03

まず講演は、「人はなぜ酔うのか?」という話から。人間は体を動かす時に”動かしている”という感覚を感じています。この感覚が、過去に感じた同様の物に基づく予測から逸脱した時に酔うとのこと。

歩く時は、触覚、視覚、聴覚など様々な器官から感じた情報を元に、自分は歩いているという認識を得ています。一人称視点で歩いている映像を見た場合、視覚だけで他の器官からの情報がないために感覚不一致が起こり、酔いにつながる、と氏家氏。

image06

続いて、VR酔いを低減する動きについての話にうつります。映像による酔いを構成する要素として、「能動性」、「視点」、「加速度」の3点を挙げ、受動的かつ一人称で等速運動あるいは加速運動という条件の元ドライブシミュレーターを使った実験について説明していきます。

image01 copy copy
まずは進行方向を示すガイド表示をどの程度表示したかという実験。「明瞭な表示」が最も酔いにくく、「さりげない表示」でもある程度の軽減にはなっているとのこと。
image04
続いての実験は、前方に紙飛行機のようなナビゲーターを先導させ、それの動きによって酔いの度合いがどのように変わるかというもの。これは「先導回転+移動」が最も酔いにくく、「先導回転」が次いで酔いにくいという結果に。

image07
最後の実験は、加速が行われる際の予告表示について。この実験のみ交感神経の活性度合いで計測しており、3.5秒前に予告した場合が最も興奮度合いが低く、加速する直前の0.75秒前に予告した場合は、予告なしの場合と3.5秒前予告の場合とのちょうど間くらいの結果になったとのこと。
image08
一般的には、視覚的に動いていて前庭(※)的に止まっている状態が酔うと言われています。しかしそれでは視覚と前庭における感覚の不一致が酔いの本質的理由になってしまい、その状態で酔わない場合もあれば、酔う場合もあるのではないか、と。

image09
つまり現実・VR問わず「移動する」という状況で脳がどういった状態になっているかについてを問題にするべきだと述べていました。
image02

視覚的な移動と前庭的な移動の有無、また移動を予測できるかの可否で場合分けをし、酔う・酔わないというケース一覧も提示されました。
image05
まとめとしては、酔いを少しでも軽減するためには「予測」と「評価」という中枢神経系の大前提を学び、原則に則したUIを構築することが大事であると述べていました。



【Sponsored Post】
・ストリートとテクノロジーが出会うとき、何が起こるのか? 表現の最前線を行く「JIKKEN」を見よ
・藤井直敬の「現実を科学する」 第二回:環境とヒト
・目の前に広がる「ポケモンGO」や「Ingress」の世界 話題を集めた体験の舞台裏

大和ハウス、沖縄の暮らしを疑似体験できるVRサービスを導入

2016/09/02 11:00 シミュレーション・接客

アマゾン、VRショッピングプラットフォームを開発中か?

2016/09/02 11:00 活用事例

「Insta360 Pro 体験説明会」 Advertisement

VR/AR/MR 用語集