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業界動向 2022.12.26

ジョン・カーマック、Metaを去る、AR/VR向け半導体市場は2026年に約8,000億円と英調査 ー 週間振り返りXRニュース

「週間振り返りXRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VRやAR、MR、そしてメタバースに関する最新情報をギュッと縮めてお届けします。

目次

1.ジョン・カーマックがMetaを退職 Oculus時代からVRを支えたレジェンドがMetaを去る(12.17)
2. AR/VR向け半導体市場は約2,900億円、2026年には約8,000億円規模に 英調査会社(12.15)
3.HTC、新たなコンシューマー向けヘッドセット画像を公開 1月開催のCESで発表か?(12.21)
4.シャープがAR/VRヘッドセットを初公開へ 年明けのCES 2023(12.16)
5.中国・浙江省、地方政府がメタバース発展計画を発表 3.5兆円以上の産業規模を目指す(12.22)

ジョン・カーマックがMetaを退職 Oculus時代からVRを支えたレジェンドがMetaを去る(12.17)

Oculus・Facebook・MetaでVR技術をけん引してきた、ジョン・カーマック氏がMetaを退きます。同氏はOculus時代に、Gear VRやOculus GOを開発。OculusがFacebookに買収された後も、VRヘッドセットMeta Quest 2を成功に導きました。退職の理由に、Metaの組織課題「効率性」の低さをあげ、今後は自身の汎用人工知能のスタートアップに注力します。

AR/VR向け半導体市場は約2,900億円、2026年には約8,000億円規模に 英調査会社(12.15)

英市場調査のThe Business Research Companyは、AR/VRチップの世界市場レポート2022を発表しました。AR/VRチップ市場は、2021年の21億7,000万ドル(約2,900億円)から、2022年に26億6,000万ドル(約3,600億円)へ。さらに2026年には、市場規模59.8億ドル(約8,000億円)に達すると予想し、今後も大きな成長を見込んでいます。

HTC、新たなコンシューマー向けヘッドセット画像を公開 1月開催のCESで発表か?(12.21)

HTCが、新型ヘッドセットの画像を公開しました。2023年1月に開かれるCES 2023で発表されるとみられます。同デバイスは、製品責任者のコメントから、カラーパススルーでMR(複合現実)にも対応している模様。MRデバイス「Meta Quest Pro」の対抗馬となるか期待がもたれます。

シャープがAR/VRデバイスを初公開へ 年明けのCES 2023(12.16)

シャープは「超軽量VRヘッドセット」のプロトタイプを、CES 2023(米ラスベガス)で公開すると発表しました。あわせてアイトラッキングに用いる、世界最薄の超小型カメラモジュールや、光の反射で距離を測定し、衝突防止に役立つセンサーなどのAR/VR関連デバイスも出展します。

中国・浙江省、地方政府がメタバース発展計画を発表 3.5兆円以上の産業規模を目指す(12.22)

アリババも本社を構える、中国・浙江省が「メタバース発展計画」を発表しました。2025年までに、XR・ブロックチェーン・AI企業10社と関連企業50社を育成し、287億ドル規模のメタバース産業を創出・誘致。エコシステムの構築を目指します。この動きは、中央政府、北京・上海政府に続くもので、中国はメタバース戦略でも存在感を高めています。

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