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業界動向 2022.10.31

Metaのメタバース部門、2022年3Q売上は前年比急減。2023年に一般向けで「Meta Quest 3」登場か ー 週間振り返りXRニュース

「週間振り返りXRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VRやAR、MR、そしてメタバースに関する最新情報をギュッと縮めてお届けします。

目次

1. Metaのメタバース部門、2022年3Qの売上は前年同期比49%減 「Meta Quest 2」の値上げ響いたか(10.28)
2. Meta社開発中の一般向け新型VRヘッドセットが2023年に発売予定と判明「Meta Quest 3」が登場か(10.27)
3. ビジネス向け一体型VRヘッドセット「PICO 4 Enterprise」国内発売決定。販売価格は税込141,900円に(10.26)
4. アバターシステム「Ready Player Me」がAPI提供を開始。ハブから「各種アプリで別々のアバター編集」も可能に(10.21)
5. 近畿経済産業局がXR分野特化のポータルサイト開設。自治体や企業による先行事例、支援施策を紹介(10.24)

Metaのメタバース部門、2022年3Qの売上は前年同期比49%減 「Meta Quest 2」の値上げ響いたか(10.28)

Metaは、2022年7〜9月期の決算を発表しました。同社のメタバース部門Reality Labsの売上は、前年同期比49%減少し2億8,500万ドル(約416億円)。損失は39%増で36億7200万ドル(約5,370億円)でした。2022年8月のMeta Quest2値上げの影響が大きいものと推測されます。

なおCEOのザッカーバーグ氏は、同部門の2023年度の損失は、前年度比で「大幅に増加」すると説明し、投資を続ける方針を示しました。なお2023年以降は、全社利益の増加を目標に掲げており、XR関連の投資を調整する見通しです。

Meta社開発中の一般向け新型VRヘッドセットが2023年に発売予定と判明「Meta Quest 3」が登場か(10.27)

Metaは新型VRヘッドセットを2023年内に発売予定であることを明らかにしました。「Meta Quest 3」とでも呼ぶべき一般消費者向けデバイスとなる模様です。一般消費者向けデバイスは2020年のMeta Quest 2以来となります。

ビジネス向け一体型VRヘッドセット「PICO 4 Enterprise」国内発売決定。販売価格は税込141,900円に(10.26)

中国Picoビジネス向け一体型VRヘッドセット「PICO 4 Enterprise」の国内発売が決定しました。2023年1月の出荷予定で、価格は141,900円(税込)。アイトラッキングやIPD(瞳孔間距離)自動調節の機能を搭載し、2022年11月1日に予約を開始します。

アバターシステム「Ready Player Me」がAPI提供を開始。ハブから「各種アプリで別々のアバター編集」も可能に(10.21)

3Dアバター生成ツール「Ready Player Me」を提供するWolf3Dは、メタバース間を横断して使える、アバターシステム構築のためのAPIツール「Ready Player Me Avatar API」を発表しました。様々なLOD調整やアバターの編集機能等を含むこのAPIにより「相互運用性」の発展を目指します。

近畿経済産業局がXR分野特化のポータルサイト開設。自治体や企業による先行事例、支援施策を紹介(10.24)

経済産業省・近畿経済産業局は、近畿圏のXR事例や、企業紹介、補助金等の支援施策などをまとめた「関西XRポータルサイト」を公開しました。「VR/AR/MR活用促進プロジェクト」の一環で、XRに取り組む企業に対する、行政支援の広がりに期待が持たれます。


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