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VRはオピオイド乱用問題への切り札となるか、CTやMRIをもとに患者の脳をVRツアー – 起業家医師から見た医療×VRのいま

医療向けAR/VRは米国を中心に導入が進んでおり、活用範囲の規模と質の両面において進化を続けています。外科医等のトレーニング、手術のシミュレーション、リハビリ、疼痛や不安の軽減など、領域は拡大。AIとの組み合わせで医療機器として承認を得るなど、治療方法としての価値も高まっています。

本記事では医療向けAR/VRの今を、起業家医師の視点で切り取っていきます。

VRが、医療をより良い方向へと変えていく

医療領域でVRの活用が試みられたのは1980年代に遡ります。VPL Research社を創業したJaron Lanier氏は「バーチャル・リアリティ(Virtual Reality)」という言葉を作り、今日のVR機器に繋がる研究に取り組んだと言われています。本レポートの著者は、「科学的なVR」が果たしてきた役割について、3つの領域を挙げています。

1.検査や医療処置の簡素化と進化を担う
例……VR内視鏡。CTやMRIの画像を3Dディスプレイで再構成します。侵襲性が低く、患者の負担を軽減することができます。

2.医学教育や外科手術トレーニングを改善
例……Virtual interactive presence and augmented reality(VIPAR)。 外科手術の遠隔支援ツールで、十分な経験を持たない外科医等がベテラン外科医のサポートを得ることができます。

3.医学情報を物語形式で伝達
例……体内の薬物動態の説明。VRを用いることで、有効成分が吸収されて効果を発揮するプロセスを、その場で目撃しているかのように体験できます。


(ジョンソン・エンド・ジョンソンとジョリーグッドによる医療研修VRの一例。名医の執刀や施術をVRで確認し、間近で見ることができる)

VRの歴史を遡ると、個人が購入できるVR機器の登場までは、主に研究領域での活用に限られていました(医療も研究分野の一つです)。その後VR機器が安価となり、多様な医療VR/ARサービスが登場しています。今後はVR/ARサービスが、「医療に不可欠」というポジショニングを獲得できるか否かが問われるようになるでしょう。

本トピックに関し、筆者オリジナル記事をFacebookにも掲載しています。よろしければこちらもぜひご覧ください。

(参考:THE DOCTOR WEIGHS IN、2019年1月21日時点) 

VRが医学にもたらす革命的な変化 – オピオイド乱用問題への切り札

アメリカでは、毎日平均130人がオピオイド鎮痛薬の過剰摂取で死亡しています。「効果が高く依存性はない」という製薬企業の説明に基づき、医師は慢性疼痛に対してもオピオイド鎮痛薬を積極的に処方。しかし実際にはオピオイドの依存性は高く、代替療法(理学療法や、認知行動療養、マインドフルネス等)への移行を図るものの、患者の理解を得ることは難しく、社会問題となっています。VRがこの状況に風穴を開けています。

米国Pain Consultants of East Tennessee ClinicがFirsthand Technology社のVRを慢性疼痛患者に導入、その臨床研究結果を発表しました。被験者は30名。VR体験前、VR体験中、VR体験後の痛みを評価したところ、VR中はVR前と比べ66%痛みが軽減、VR後は33%軽減という結果でした(ちなみに、最高容量のモルヒネによる疼痛軽減効果は30%でした)


(フランスのセント・ジョセフ病院では、VRによる苦痛軽減の試みが行われている。患者はVRデバイスを装着し、雪景色やアジアの寺院など、美しい景色と音を体験。VRにより気を紛らわせることで、治療の痛みを軽減する)

筆者の視点から伝えたいポイントは2点。「日米の鎮痛薬処方状況と鎮痛薬に対する考え方の違い」そして「疼痛緩和効果における自己効力感の重要性」です。
米国では、人口100万人あたり47,280の処方箋が発行されていますが、日本では1,223ほど。米国は突出して多く、逆に日本は突出して少ない状況です(詳細は筆者記事を参照)。日本ではオピオイドが推奨されるがん性疼痛に対しても十分に活用されていない状況が散見されます。「オピオイド等の医療用麻薬でも麻薬を使うと中毒になってしまうのではないか」との不安が患者側に強いことが一因です。日本では患者の医療用麻薬に対する不安を受け止める手段として、VRの活用が広がっていくのではないかと考えます。

また、心療内科医としての臨床経験からも「自己効力感」の有無は極めて重要であると考えます。「自分ではどうすることもできない」という無力感で抑うつ的になると、その抑うつは痛みを助長します。したがって疼痛軽減を目的としたVRでは、双方向性の要素を盛り込む方がより高い効果を実現すると考えます。

このVRによる疼痛緩和について、筆者オリジナル記事をFacebookにも掲載しています。よろしければこちらもぜひご覧ください。

(参考:BHEKISISA、2019年1月21日時点)

脳外科手術の理解をサポート、自分の脳の中を巡るVRツアー

こちらは患者と家族に対する手術前の説明に活用する、Surgical Theater社提供のVRツアーです。患者自身のCTやMRI画像を再構成してVR空間を構築し、担当医の説明を聞きながらVR空間をアバターで移動、様々な角度から脳の内部を見ることが出来ます。VRツアーを体験することで、患者と家族は、病態や予後、手術のリスクと利益をより明確に理解することができるのです。既に6,000人を超える患者が「脳のVRツアー」を体験しています。

https://www.youtube.com/watch?v=0_v0poLiqHw

従来、手術の説明は臓器の模型や図表、2D画像を使い、担当医が紙の上に図を書きながら行われることがほとんどです。専門的な医学教育を受けている人は別として、十分理解することは難しいでしょう(私が初期研修医として外科病棟を担当していた10年余り前と大差ない状況です)。

「理解できない」「わからない」という状況は不安や恐怖心を助長しますが、「脳のVRツアー」は、「理解できる」を実現することで、患者・家族の不安や恐怖を軽減するとともに、「チームメンバーとして一緒に手術に向き合うんだ!」というPatient Engagementをも実現する画期的な取り組みであると考えられます。

本取り組みについて、筆者オリジナル記事をFacebookにも掲載しています。よろしければこちらもぜひご覧ください。

(参考:VRScout、2019年1月21日時点)


BiPSEEでは、BiPSEE XR Updatesという筆者のオリジナルコラムをほぼ毎日発信しています。本記事の詳細や補足情報は、BiPSEE XR Updates (https://www.facebook.com/bipsee.vr/)をご参照ください。BiPSEE XR Updatesの発信はTwitter(https://twitter.com/BiPSEE_VR)でお知らせしています。




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