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VRによる患者と医師の情報格差を埋める試み、医師に必要なのは“医学版Netflix”? – 起業家医師から見た医療×VRのいま

医療向けAR/VRは米国を中心に導入が進んでおり、活用範囲の規模と質の両面において進化を続けています。外科医等のトレーニング、手術のシミュレーション、リハビリ、疼痛や不安の軽減など、領域は拡大。AIとの組み合わせで医療機器として承認を得るなど、治療方法としての価値も高まっています。

本記事では医療向けAR/VRの今を、起業家医師の視点で切り取っていきます。

病院内に、

マルチユーザー型のVR患者教育室が登場

台湾からの報告です。台北市のWan Fang病院が、一体型VRヘッドセット・VIVE Focusを用いた「マルチユーザー型の患者教育室」を開設することを発表しました。患者教育用アプリを用いて、外科医と患者・家族がVR空間を共有。手術の手順を分かりやすく説明します。


(画像:VRFocusより)

従来の患者説明では人体の解剖モデルを使っていますが、神経、血管、リンパ節などの小さな組織の表現が困難でした。VRでは4,000以上の微細な組織を表現することが可能となり、患者と家族の理解がさらに深まることが期待できます。

筆者が企業人を経て医師となった背景の一つとして、「医師と患者の情報格差」を少しでも埋める力になりたい、という思いがありました。2000年前後には複数の医療事故が大きな問題として取り上げられる中、解決すべき課題の一つは医師と患者の情報格差であるという考えに至ったためです。しかしいざ医学生になってみると、個々の病態理解には医学を体系的に学ぶことが重要であることを痛感し、その量と質に圧倒されました。医学部などの専門的な教育ではない方法でありつつも、患者や家族へ効果的なアプローチは実現可能なのかどうかと、悩む日々が続いたことを思い出します。このVR患者教室という試みが、その情報格差を埋める一歩となるものと期待しています。

本トピックに関し、筆者オリジナル記事をFacebookにも掲載しています。よろしければこちらもぜひご覧ください。

(参考:VRFocus、2019年2月5日時点)

医療VR/AR と医療データの連携が、医療の新たな地平を拓く

VR/AR技術を活用したサービスのFDA承認(※)が、医療現場におけるVR/ARの導入を牽引し、技術革新の追い風となっています。医療VR/ARの市場規模は2025年までにおよそ50億ドルに達すると予想され、マイクロソフト、グーグル、アップルといった巨大テック企業がAIとVR/AR技術を駆使したソリューションへの投資を促進し、医療分野でより積極的な展開を進めています。

(※FDA……アメリカ食品医薬品局/Food and Drug Administration。米国における食品や医薬品の認可・規制などを管理する)

医療現場でVR/ARを用いることにより、これまでに活用されることのなかった膨大な量の医療データを最大限に活用することが可能に。大幅なコスト削減と、より質の高い患者ケアの実現に繋がっていくことが期待されています。例えば、ARを使って過去の詳細な医療情報に即座にアクセスできるバーチャルライブラリを構築。個々人の過去に施行された医療処置と、その効果や病歴等の詳細を確認しながら、医師はより効果的で安全な医療処置や処方を選択することができるようになるでしょう。


(画像引用:NuEyesより)

次世代移動体通信である5Gが普及すれば、遅延のない大容量のデータ伝送が可能となり、個々人の医療データをAR VRに取り込むことで、急性期の医療現場で活用する……医師にとって、思考(鑑別診断や治療法の選択)のスピードにピタリと伴走するデータを得られる状況は理想です。正確で迅速な医師の判断は、患者さんにとっても大きなメリットになるでしょう。

一方、データセキュリティという視点から考えると、個人データ漏洩に対する医療提供側の懸念は強いものがあります。患者データの使用・保存・保護の具体的な方法を構築することはもちろんですが、それだけで懸念が払拭されるものではないと筆者は思うのです。個人データと密接に結びつくことにより、かえって導入のスピードが遅くなるというジレンマを私達は経験するのかもしれません。

こちらのテーマについて、筆者オリジナル記事をFacebookにも掲載しています。よろしければこちらもぜひご覧ください。

(参考:ITproportal、2019年2月5日時点)

医師に必要なのは“医学版Netflix”?

「いつでも・どこでも、オンラインで繋がるデバイスさえあれば、サービス提供を受けられる」ことが新たな常識となった現代ですが、医学分野では、臨床で求められる膨大な知識の更新に医師が苦労しています。日々アップデートされる最先端の医学知識を追うにあたり、例えばNetflixのような「世界のどこからでもアクセスできる医学教育専門のオンライン上の基点」を医師は必要としているのです。今後の医学教育には、ビデオだけでなく、VR ARのような没入型のデジタル体験も含まれるようになるでしょう。


(画像:The Stanford Virtual Heart – Lucie Packard Children’s Hospital Stanfordより作成)

臨床医には、自身の専門分野に対する精緻な視点と、医学全体を大枠でつかむ視点の両方が必要だと筆者は考えています。臨床を担う一人の医師として、どのコンテンツを選び、組み合わせ、最適な学びのセットを作るのか、という観点から、“医学版Netflix”に求める機能は何か考えてみる必要がありそうです

本取り組みについて、筆者オリジナル記事をFacebookにも掲載しています。よろしければこちらもぜひご覧ください。

(参考:MM&M;、2019年2月5日時点)


BiPSEEでは、BiPSEE XR Updatesという筆者のオリジナルコラムをほぼ毎日発信しています。本記事の詳細や補足情報は、BiPSEE XR Updatesをご参照ください。BiPSEE XR Updatesの発信はTwitterでお知らせしています。


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