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業界動向 2016.07.26

クリエイティブ・ユニット「THE ME」 が触れたGear VR – VR & PEOPLE #1

2016年はVRのデバイスがようやく世に出始めたばかり。VRをまだ体験していない方も数多くいます。

VRはこれからどのように人々の生活に溶け込むのでしょうか。初めてVRに接した人は何を思うのでしょうか。「VRと人々の関わり」を記録していきたい、そう思いVRと人々にフォーカスした不定期連載写真企画「VR & PEOPLE」をスタートします。

第1回目となる今回は、ファッションや音楽などのフィールドでアートディレクション、グラフィックデザインを手がけるクリエイティブ・ユニット「THE ME」の鈴木シゲルさんと鈴木メグさんにヘッドマウントディスプレイ Gear VRを装着してもらい「VRを体験する」様子を撮影。クリエイティブ業界からみたVR、そして「その可能性」を語っていただきました。

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Q1. VRを体験してみてどうでしたか?

シゲル:以前にも少しだけ体験した事はありましたが、本格的に、しかも屋外で体感してみると、装着前後のギャップも相まって想像以上の不思議な感覚になりました。以前体験した時よりもかなりクオリティが上がっていると感じました。

メグ:存在は知っていて興味はあったものの、なかなか直接しっかり体験する機会がなかったので今回お声がけ頂いてとても楽しみでした。実際に体験してみると360°リアリティの迫力が想像以上に面白くてとても不思議な世界でした。

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Q2.どんなときにVRを使いたくなりますか?

シゲル:どんな時でも! 時間があればどんどん使ってみたいです。なかなか行けない海外のライブやフェスなんかをリアルタイムで体験できたら楽しそう!しばらく現実世界に帰ってこれなそうです。。

メグ:映画やゲームはもちろんですが、美術館や博物館で使ってみたいです。自分の家にいながら宇宙の臨場感も体感してみたい!と思いました。

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Q3. 今回の機材(Gear VR)の使い心地はどうでしたか?

シゲル:重さはほぼ気にならなかったですが、まだまだサイズは大きいですね。あとはイヤホンはBluetoothがベターだなと思いました。

メグ:思っていたよりもサイズが大きかったです。でも使ってみるとフィット感もあり重さはあまり感じなかったです。

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Q4.友達などにVRをすすめたくなりますか?すすめにくい部分があるとしたらどういうところでしょうか?

シゲル:もちろん!勧めにくい部分は特に無いですが、女性は装着時のビジュアルや、メイクが落ちてしまう、などまだ改善点はありそうな気がしました。いずれはもっとコンパクトになってコンタクトレンズのような感覚で装着できたらいいですね。

メグ:なります。ぜひ体験してみて欲しいです!すすめにくい部分……。強いていうなら機器装着中の自分のヴィジュアルがおかしいのでは??と周囲の目が気になってしまうところです。撮影中もそうでしたが、自分にしか見えていない世界なので思わず変な動きをしてしまい1人の時や室内での方が落ち着いて楽しめるのかなと思いました。

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Q5. VRを使ってどんなことをしたら楽しそうですか?

シゲル:自分たちの作品をVRで効果的に体感したり見てもらえたら楽しそう!先日スカイダイビングを初体験したのですが、そういったエクストリームスポーツを擬似体感できるようになったら面白そうです。

メグ:個展をしてみたいです。仮想空間での作品や世界観をどう見せるか、体感型エンターテイメントとしての表現方法を考えるだけでワクワクします。

Photo: Yutaka Sawadaishi
VR機器: Gear VR

THE ME

http://the-me.jp/
鈴木シゲルと鈴木メグによるクリエイティブ・ユニット。作家活動、アートディレクション、グラフィックデザイン、映像ディレクション、プロデュースなど多岐にわたる創作活動を行う。

なお、本企画では撮影に使用することのできるVR関連機器(VRヘッドマウントディスプレイ、360°カメラ、アクセサリーデバイスなど)やモデルを随時募集しています。こちらのフォームよりご連絡ください。


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