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現実に近いVR用CGを ライトフィールドレンダリングがツール化

ライトフィールドカメラを開発しているLytroは、VRコンテンツ制作用のソフトウェア『Volume Tracer』を開発しています。本ソフトはライトフィールドレンダリングによってCGコンテンツを生成することが可能で、リアルタイムのレンダリングを従来よりも容易に行うことができます。現在本ソフトを用いて制作した短編映画『One Morning』が公開されています。

『Volume Tracer』では、CGコンテンツをリアルタイムでレンダリングすることが可能で、3D空間に複数のカメラ視点を設置して行います。同社によると、『Volume Tracer』では鏡面ハイライト、反射、屈折などの効果が使用でき、コンテンツに高い忠実度と没入感を生み出すことができます。

様々なスケールのコンテンツを制作することが可能で、着席して体験するVRコンテンツから、ルームスケールのVR体験まで対応しています。

Lytro Volume Tracer – How It Works from Lytro on Vimeo.

Oculus Rift、HTC Viveに対応

『Volume Tracer』はOculus Rift、HTC Vive両方に対応しており、ヘッドセットを装着して、位置トラッキングを用いたリアルタイムのプレイバックを、リフレッシュレート90fpsで行うことができます。動作にはNVIDIA GTX 1060、AMD Radeon RX 480以上のGPUが必要となります。

『Volume Tracer』を使用したショートアニメが公開

現在、『Volume Tracer』を用いて制作したショートアニメ『One Morning』が公開されています。ロボットの鳥をテーマにした本作は、元ピクサーのアニメーターRodorigo Blass氏が制作したものです。Blass氏は『Volume Tracer』を使用したアニメーション制作について、以下のように述べています。

「『Volume Tracer』を用いることで、『One Morning』を高品質なVR作品にすることができた。この作品は驚きに満ちていて、一度ヘッドセットを着けて体験したら後戻りはできない。これは新しい現実だ」

『Volume Tracer』は開発中でリリース予定については現在のところ不明です。公式サイトからニュースレターで最新情報を受け取ることができます。

(参考)
Road to VR / Lytro Announces VR Light Field Rendering Software ‘Volume Tracer’(英語)
https://www.roadtovr.com/lytro-announces-vr-light-field-rendering-software-volume-tracer/

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