9月28日、XRテーマパークを運営するティフォン株式会社の100%親会社である米TYFFON Inc.が、サントリーホールディングス株式会社と資本提携を行いました。サントリーからの出資金額および出資比率は非公開です。TYFFONは、サントリーが持つ知見を活用し、バーチャル空間で特に難易度の高い味覚・嗅覚の再現に取り組み、新サービスの開発を目指します。
味覚・嗅覚の再現へ、サントリーの知見を活用か
TYFFON Inc.は米・デラウェアに拠点に置く、VR、AR、MRを用いたエンタテインメントの企画や開発を行う企業です。子会社であるティフォン株式会社は、VR体験施設「TYFFONIUM(ティフォニウム)」を運営しています。
本提携は、TYFFONが風、振動など視聴覚以外の感覚を取り入れたXR体験の追求を行う中で、「特に難易度の高い味覚・嗅覚にも挑戦したい」との背景から実施されました。サントリーは、「創業以来取り組んできたお酒や飲料の提供を通じて、新価値を創造する新たな開拓分野としてバーチャル空間を捉えている」とのこと。
両社は、サントリーが培ってきた飲食における知見を活用し、新たなサービス開発を目指します。
(参考)プレスリリース