株式会社Thirdverseは、前澤友作氏率いるMZ Web3 ファンドをリードインベスターとして、約20億円の資金を調達したと発表しました。
調達した資金は、ゲームクリエイターを中心としたグローバルでの採用強化、ブロックチェーンゲーム・VRゲームの新規開発に充てる方針です。
加速するVRゲーム開発
“VR x メタバース”世界の実現をめざすThirdverseは、日米スタジオの2拠点においてVRゲームの開発をおこなっています。
2019年発売のVR剣戟アクションゲーム『ソード・オブ・ガルガンチュア』を皮切りに、2022年8月には、Meta Quest 2とPCVR向けの新作VRゲーム『ALTAIR BREAKER(アルタイル ブレイカー)』をリリース。同年9月に、米国スタジオが開発するマルチプレイVRタクティカルシューター『X8(エックスエイト)』の情報も公開しています。
また、『ALTAIR BREAKER』と『X8』の2タイトルは、ソニー・インタラクティブエンタテインメントが発売する新作VRヘッドセット「PlayStation VR2(PSVR2)」に対応すると発表しており、VRゲームの開発の勢いを加速しています。
ブロックチェーンゲーム事業にも参戦
Thirdverseは、VRゲームに加えて、ブロックチェーンゲームの開発にも本格的に乗り出しています。
2022年1月、同社はシンガポールにブロックチェーン関連事業を管轄する子会社を設立。10月には、BLOCKSMITH&Co.;との共同開発による新感覚ブロックチェーンゲーム『キャプテン翼 -RIVALS-』を発表し、2023年にかけて10本以上のブロックチェーンゲームのリリースを予定しているとのことです。
なお同社は、2021年8月にも資金調達を実施。累計調達額は約45億円となりました。
(参考)株式会社Thirdverse