株式会社リクルート住まいカンパニーは、同社が運営している住宅情報サイト「SUUMO」にて、米Matterport社が提供するVR技術を採用しました。これにより、一部物件において3D画像で部屋の中を見回すことができるバーチャル物件確認ができるようになります。
今回リクルート住まいカンパニーは、Matterportが提供する3Dスキャンカメラ「Matterport Pro2 3Dカメラ」およびクラウドプラットフォーム「Matterport True3D リアリティーキャプチャープラットフォーム」を採用。部屋の中を見回せる、3Dウォークスルー機能をオプション機能として追加しました。
3Dウォークスルー機能を利用することで、生活導線など実際の暮らしをイメージしやすくし、物件のこだわりの素材の質感などの確認、サイト閲覧時と内覧時でのイメージギャップを小さくすることが期待されています。
閲覧はPCブラウザ、またはスマートフォンから行うことが可能です。クリック(タップ)などで部屋の好きな位置へ移動し、細かな部分まで内装の確認ができます。
Matterportのサービスを活用した事例は、これまでに株式会社ONE PIECEが、施設や店舗を詳細に観覧可能なコンテンツ撮影・制作サービス「Onepiece Camera VR」などがあります。自社でVRコンテンツの開発が困難な小規模な飲食店や宿泊施設なども国内外に情報を発信できるサービスを提供する、としています。