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各デモの紹介

ここからは、StarVRブースの各体験コーナーで体験したB2B向け、施設向けのコンテンツを紹介していきます。

デモ用には、それぞれ異なる体験ができる5つの部屋が用意されていました。Unreal Engineに製のコンテンツを体験するブースが2つ、Autodesk、ZeroLightによる産業用のデモが1ブースずつ、SteamVRのコンテンツ(Unity製)の動作を見せるものが1つずつです。

ZeroLight – Porsche Cayenne Turbo configurator

https://www.youtube.com/watch?v=mAq8dK_4zy0

ZeroLightは2017年よりStarVRと共同で自動車産業向けVRソリューションを制作しています。今回SIGGRAPH2018で体験できたデモは、自動車の外装・内装・タイヤなどをカスタマイズして眺めることができるというもの。高級車のディーラー店などに置いて、ユーザーがカスタムを確認するための使用を想定しています。

操作画面。HTC Viveコントローラーでパネルを操作し、内装や外装(車体の色の他にも、屋根部に取り付けるものなど)、タイヤの種類などを変更できます。車のドアなどはインタラクティブに操作することができ、座席に座ることも可能。210度の視野角で見る車内の様子はまさに現実でそこに座った時のものにかなり近いものとなっています。


(アイトラッキング機能を用いて、体験者が車体のどの箇所をよく見つめていたか、という情報をヒートマップで表示。こうした情報をビジネスに利用することも)

Autodesk VRED – Ford GT & Ford Mustang

SIGGRAPH2018では、AutodeskとStarVRの提携も発表され、Autodesk VREDをStarVR Oneに対応させたものが展示されていました。「VRED」は、Autodeskが手がける3Dのビジュアライゼーションとバーチャルプロトタイプのためのソフトウェアです。Autodesk VREDは、既にOculus RiftとHTC Viveもサポートしています。

3D CADデータをプレビューする他、モデルを切断した断面を見たり、外装を取り払って内部構造を確認できる機能も。グラフィックボードにはNVIDIAのハイエンドGPUであるGP100を2枚使用していましたが、若干処理が重くなっている印象がありました。

Unreal Engine – Light & Shadows – Airbus helicopter H160

Unreal Engineブースでは2つのコンテンツが展示されていました。1つ目はAirbus Helicopters社のヘリコプター「H160」の体験です。H160を外から眺めているとプロペラが回転し始めます。やがて操縦席に座っているシーンに遷移し、上空を飛ぶ体験がしばらく続きます。最後に元の場所に着陸するシーンへ。

とにかくヘリコプターのモデルがフォトリアルで、現実のものと見紛うほどでした。ヘリコプターの機体、操縦席に取り付けられている操作パネルなど、細部まで綺麗に作り込まれており、光の反射なども非常にリアリスティックな見え方でした。

Unreal Engine – Game:Ape-X

もう1つはゲーム体験が用意されていました。「Ape-X」と呼ばれていたこのゲームは、StarVR Oneのために新たに制作された未公開コンテンツです。部屋の中央には人間大の金属柱と、足元には柱を取り巻く八角形の金網が。StarVR Oneは金属柱のてっぺんに載せられており、ヘッドセットから伸びるケーブルは天井で固定されています。アーケードを意識したコンテンツのようです。

ゲームがスタートすると、景色は高層ビルが立ち並ぶ都市の真ん中。現実の金網部分は、上空に取り付けられた足場になります。Unreal Engineの作り出す美麗なグラフィックが、高さの臨場感を掻き立て、思わず足がすくみます。

体験内容は、小さな足場から落ちないように、襲い来る敵を近未来的な武器で銃撃していくもの。敵は掴んで投げることができたり、中央の柱に隠れて攻撃を回避することができたりするなど、アクション要素も豊富でした。デモ体験の時間に制限がなければ、いくらでも続けられるほどの没入感でした。

SteamVR Made with Unity – 3D Organon VR Anatomy

https://www.youtube.com/watch?v=Q5jStFXoO0M

SteamVRのブースでは、既存のコンテンツをStarVR Oneで体験することができました。筆者が体験したのは「3D Organon VR Anatomy」という、人体の構造を理解するための教育的コンテンツ。コントローラー操作で人体から内臓を取り出したり、内臓の内部構造を見たりできます。

Construct

最後に、StarVRのブースではありませんが、パートナー企業のブースに展示されていたコンテンツを紹介します。SIGGRAPHの企業ブースではインテルやWorldBizなど様々なパートナー企業のブースでStarVR Oneが使われていました。

特にインテルが展示していた「Construct」デモは完成度が極めて高く、印象に残る体験でした。「Construct」は新居の建設現場を訪れたロボット家族が偶然巻き込まれてしまう悲劇を描いたショートムービーです。

プリレンダリングされた実写と見紛う超美麗なCGムービーが目の前で繰り広げられます。特にStarVR Oneの「視界の端に風景が映る」ことのメリットが最大限活かされており、没入感がさらに増していることを実感させられました。

超ハイエンド路線を狙うStarVR

StarVR Oneはエンタープライズ向けの展開を想定しているVRヘッドセットです。VRアーケードなどの施設型VRと、法人でのB2Bの利用を目指しています。デモ体験ブースも、自動車産業で利用するツールや、アーケード向けのゲーム体験が用意されているなど、B2B色の強いラインナップとなっていました。

CTOのEmmanuel Marquez氏によれば、StarVR Oneの価格は「近日中に公開」としていますが、これまでのVRヘッドセットの価格と比べるとプレミアムな価格になると予想されます。それでも「StarVR社は開発者版のリリース以来、多くの企業より「高解像度」、「広視野角」などを望む多くの声を聞いてきた」とのこと。価格とトレードオフにはなりますが、プレミアム級のハイエンドVR端末に対する需要はあると考えて今回の製品化に踏み切ったとのこと。


(StarVR社CTOのEmmanuel Marquez氏)

StarVR社の製品は東京・新宿にあるセガのVR体験施設「SEGA VR AREA SHINJUKU」ですでに導入されています(今回発表されたStarVR Oneではなく、以前からあるStarVR)。一方で産業利用も含めた展開も計画しているとのこと。本格的な“日本上陸”は近そうです。今後の進展に、ますます期待の高まるデモ体験でした。

StarVR Oneスペック(公式サイトより)

製品名称

StarVR One

ディスプレイパネル

2 x 4.77” AMOLED

ディスプレイ解像度

詳細不明、1600万sub-pixels

ディスプレイリフレッシュレート

90Hz low persistence

レンズ

カスタムフレネルレンズ

視野角

・水平視野角210度
・垂直視野角130度

トラッキングシステム

・StarVR One
SteamVR™ tracking 2.0

・StarVR One XT
オプティカルトラッキングシステム用のマーカー搭載。様々なシステムに対応。(初期状態ではPhaseSpace社のものが対応)

アイトラッキング

・Tobiiアイトラッキングシステムを搭載
・フォービエイテッド・レンダリングシステムあり
・自動IPD(瞳孔間距離)調整機能あり

接続

・2 x 0.9m Type-Cケーブル
・2 x 5m Type-C延長ケーブル
・1 x 3.5mmマイク・ステレオヘッドホンジャック

オプティカルケーブルアダプタボックス

・2 x ディスプレイポート
・2 x USB 2.0

本体重量

・StarVR One 450g
・StarVR One XT 430g
(本体のみ。ヘッドストラップやケーブルは除外)

ヘッドストラップ

・StarVR One ややソリッドな質感
・StarVR One XT ソフトな質感

フェイスクッション

交換可能なクッション

最低動作要件

OS:Windows® 10 64bits
プロセッサ:Intel® core™ i7-7700 or AMD Ryzen™ 7 2700X
グラフィックボード:NVIDIA® GeForce® GTX1080
メモリ:16GB

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VR体験施設の検索サイト「taiken.tv」





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