VR制作・編集ソフト「スペースリー(Spacely、旧名:3D Stylee)」を運営する株式会社スペースリー(旧名:株式会社エフマイナー)は10日、DBJキャピタル株式会社などを引受先とする総額約1億円の第三者割当増資を実施したことを発表しました。
同社は合わせて「Spacely Lab(スペースリーラボ)」を設立、ソフト利用によって蓄積したデータの活用や、画像解析などに関わる研究開発を推進します。
360度VRコンテンツを直感的な操作で制作できるソフト「スペースリー」は、2016年11月のサービス開始以降、使いやすさ、VRコンテンツの品質、リーズナブルな価格が支持されてきました。不動産業界を中心に事業者ユーザー数は650を突破し、多くの事業者が利用するサービスに成長しています。
スペースリー社は今回の資金調達により、開発体制の増強、認知度向上と営業および顧客サポート体制の強化を図ります。特に、ソフト利用の拡大とともに蓄積した行動データや画像データなどを活用したサービス開発を推進します。
また、このサービス開発の一環として、VR分野におけるAIの実用化を推進するための施設「Spacely Lab(スペースリーラボ)」を設立します。
同社は引き続き、より多くの利用事業者が効果を実感できる360度VRのクラウドソフトウェアとして、さらなるサービス強化を図り、360度VRが当たり前となることを目指すとしています。
スペースリー社概要
名称 |
株式会社スペースリー(旧名:株式会社エフマイナー) |
所在地 |
東京都渋谷区恵比寿西1-33-3光雲閣110号 |
代表者氏名 |
森田博和 |
事業内容 |
どこでもかんたんVRクラウドソフト「スペースリー」(旧 3D Stylee) |
設立年 |
2013年8月 |
資本金 |
67,888,895円(資本準備金を含まない) |
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