Home » VR研修で現場作業習熟度が43%アップ 新人の定着率向上にも効果


活用事例 2020.02.26

VR研修で現場作業習熟度が43%アップ 新人の定着率向上にも効果

VR制作・編集ソフト「スペースリー」を運営する株式会社スペースリーは、 自動車向けエンジン軸受メーカーの大同メタル工業株式会社とVR研修の現場実証を実施。その結果、習熟度の43%アップや事前研修の33%効率化といった結果が得られたことを発表しました。

VR研修の現場実証は、大同メタル工業のグループ会社における新入社員教育現場にて実施されました。製造現場での作業者の目線や手順を自身が体験しながら進められるVR研修において、その有効性が検証されました。実証実験は2019年4月から開始しています。

現場作業において、疑似体験を伴うVR研修は効果的

検証の結果、事前研修が33%効率化するととともに、習熟度が43%アップという結果に。目線や体を頻繁に動かすといった、現場での経験が求められる作業において、疑似体験を伴うVR研修の効果が示されました。

また、ゲーム感覚で楽しみながら学べることもVRの特徴であり、「新人研修の間、休み時間中に研修生が自らVR研修コンテンツを手に取り、学び始めた光景はこれまでの研修においては無かったもの」とのことです。新人の定着率向上やOJT効率化に効果的であるという現場の声もあったとしています。

(参考)株式会社スペースリー プレスリリース


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード