2024年6月16日、龍谷大学は「総合型選抜入試バーチャル説明会 in メタバース」を実施しました。株式会社ジクウのバーチャル空間サービス「ZIKU」を採用し、3D空間上で入試説明会を行っています。
(バーチャル説明会のイメージ。「ZIKU」が採用された理由として、「3D空間で大学の魅力を幅広く伝えられる」「教職員や受験生にとって操作しやすい」ことが挙げられた。 画像: 龍谷大学)
メタバースで入試説明会、接点増加図る
龍谷大学が実施した「総合型選抜入試バーチャル説明会 in メタバース」では、テキストまたはボイスチャットによる個別相談や、学部の説明動画の視聴、パンフレット・試験要項などの閲覧が可能です。現地に行かずとも情報を得られるほか、遠隔地の学生と教職員が交流できる仕組みです。
2024年現在、メタバースを活用した説明会や、人材採用の機会を増加させる試みは散見されています。一例として、千葉県市原市は職員採用説明会をメタバースで実施。また、大阪労働局は若者向けハローワークを設置するなど、大学などの教育分野に限らない活用が進められています。