Home » リコー、360度画像を使った「VRホームステージング」サービス開始


シミュレーション・接客 2018.07.13

リコー、360度画像を使った「VRホームステージング」サービス開始

カメラやプリンターなどの製造を行う株式会社リコーは、360度の全天球画像をWebサイトに表示できるクラウドサービス「THETA 360.biz」の新サービスとして、「RICOH360 – VRステージング」を開始します。不動産物件の360度画像に、バーチャルな家具や小物を配置し、部屋のイメージをより具体的かつ魅力的に表示します。

「THETA 360.biz」とは

「THETA 360.biz」は 、リコーがビジネスユース向けに提供しているクラウドサービスです。顧客は全天球カメラ「RICOH THETA」で撮影した画像を、簡単にwebサイトに埋め込むことが可能。2014年10月の開始以降、不動産業、観光・宿泊業をはじめとして、様々な業種で活用されています。

2017年3月には、LIFE STYLE株式会社と共同でコンテンツの制作受託サービスを開始しました。またVRゴーグルで閲覧している360度の映像を、別のユーザーがパソコンなどで同時に閲覧できる「RICOH360 – VR Presenter」のサービスも始めています。

手軽にホームステージングを実現、集客や早期契約へ

今回新たに追加した「RICOH360 – VRステージング」は、実物の家具のようなリアリティを追求した仕上がりで、不動産の空室物件画像にバーチャルの家具や小物を配置。物件を検討するユーザーは、その部屋の具体的な活用イメージや、魅力的な空間イメージを360度で閲覧できます。これにより、不動産業者が集客の促進や物件の早期契約に繋げられるとしています。

またVR空間での設置は、物件に実物の家具を配置するホームステージングに比べて、低コストで簡単に利用が可能です。


(空室物件画像)


(バーチャルの家具や小物配置後)

「RICOH360 – VRステージング」のサービス開始は7月17日、料金は1画像あたり34,800円(消費税別)からの提供となります。別途THETA 360.bizの利用料金が発生します。

また本サービスは、7月17日、18日に東京ビッグサイトで開催される「リフォーム産業フェア2018」のリコーブース(A-4エリア)で展示予定です。

VRを活用したホームステージングは、他にもラストマイル、エフマイナーなどがサービスを手掛けています。

(参考)株式会社リコープレスリリース


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード