株式会社リコーは、360度の全天球画像をWebサイトに表示できるクラウドサービス「THETA 360.biz」の新たなサービス「RICOH360 – VR Presenter」を提供開始します。VRゴーグルで閲覧している360度の映像を、別のユーザーがパソコンなどで同時に閲覧できるようになります。
[ads]
「THETA 360.biz」とは
「THETA 360.biz」は 、リコーがビジネスユース向けに提供しているクラウドサービスです。顧客は全天球カメラ「RICOH THETA」で撮影した画像を、簡単にwebサイトに埋め込むことができます。
本サービスは2014年10月の開始以降、不動産業、観光･宿泊業をはじめとして、様々な業種で活用されています。業務効率向上に貢献するとともに、Web サイトに訪れるエンドユーザーへは、新しいユーザー体験・空間認知効果を向上させています。2017年3月には、LIFE STYLE株式会社と共同でコンテンツの制作受託サービスも開始しました。
VRゴーグルで見る情報を共有しながら接客
今回新たに追加される「RICOH360 – VR Presenter」では、例えば不動産の店舗に来た物件検討者がVR ゴーグルで物件を内見すると、その内見している情報を接客担当者も共有出来ます。これにより、的確な接客が可能となります。
旅行代理店では、旅行を検討する人への旅先の提案の際に、店舗でVR体験をしてもらいながらの接客が可能です。成約率の向上や、旅行者の旅先での満足度向上に貢献すると考えられます。
「RICOH360 – VR Presenter」のサービスは、企業向けVRコンテンツ配信プラットフォームを提供するナーブ株式会社と提携し、VRゴーグルの提供とサポートを実施します。サービスの利用料金は月額 20,000 円/台（消費税別）です。
なお本サービスは、6月12日～13日に東京ビッグサイトで開催される「賃貸住宅フェア 2018」のリコーブースでも展示を行う予定です。
