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業界動向 2023.06.01

イスラエルのResonai、鹿島建設や竹中工務店と協業 商業ビルのデジタルツイン提供で

イスラエルのResonaiは、日本市場への本格参入を発表しました。すでに鹿島建設竹中工務店との協業が開始されており、過去にはJR東海と協業。日本企業とのパートナーシップを広げています。

AR活用でビル管理の新たなスタンダードを作る「Vera」

Resonaiは、デジタルツイン技術を活用したARコンテンツプラットフォーム「Vera」を提供しています。「Vera」では、AIとリアルタイムデータ処理を組み合わせ、商業ビルをスマートな「デジタルツイン」として再現。これを活用することで、ビル環境の改善や管理を支援します。

日本では今後30年間で人口が2000万人減少すると予測されており、これによって経済の縮小やインフラの維持管理など、まちづくりに多くの課題が生じる見込みです。そのため、日本政府は「Society 5.0」という概念を掲げ、仮想空間と現実空間を融合し経済発展と社会的課題の解決を両立させる社会を目指しています。

コンピュータ・ビジョン技術を駆使したResonaiの建物OSは、エネルギーの効率的な活用や温室効果ガスの削減などの社会課題の解決に貢献し、日本が目指す環境調和型のスマートシティ構築を実現する手段になり得るとされています。

(参考)プレスリリース


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