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VRゲーム・アプリ 2024.12.28

年末年始にじっくり遊びたいVRゲームまとめ 2024年に発表された人気タイトルの魅力を紹介

2024年はMeta Quest 3SやPICO4 Ultraなど、新たなVRデバイスが多数発表されて、大きく盛り上がりました。一方、VRゲームも続々と新作が登場しており、特に日本製のゲームが注目を集めました。「進撃の巨人」や「ガンダム」などの大人気コンテンツもVR化し、初めて遊ぶのにピッタリのタイトルが増え続けています。

今回の記事では2024年に発売されたVRゲームの中からピックアップし、年末年始の長期休みにオススメしたいゲームを紹介します。各タイトル単独のレビューやインタビューへのリンクも合わせて掲載します。

ブレイゼンブレイズ

「ブレイゼンブレイズ」は、「ブレイゼンブレイズ」は、3vs3のチームで戦うマルチプレイVR対戦アクションです。3vs3の近接格闘を重視しており、ガントレットを使って縦横無尽のダッシュ移動による空中での機動戦を楽しめます。

プレイヤーが操作する「ランナー」と呼ばれる個性豊かなキャラクターたちは、専用武器やスキル、大技のアルティメットをそれぞれ持っています。距離を詰めてぶん殴る、攻撃を防ぐバリアを味方に付与する、離れた距離からじわじわと相手の体力を削るといった戦い方が可能です。トドメの一撃はパンチ攻撃のみで、敵を思いっきりふっとばす気持ちよさが体験できます。

オンライン対戦はシーズン制で、新ランナーや新ステージも次々と追加されました。新ルール「ゾンビチャレンジ」が追加されるなど、遊び方にもバリエーションが増しています。

レビューはこちら。

タイトル ブレイゼンブレイズ
プレイ人数 1〜6人
日本語 対応
対応ヘッドセット Meta Quest、Steam対応VRヘッドセット
価格(税込) 1,990円(MetaSteam

進撃の巨人VR: Unbreakable

「進撃の巨人VR: Unbreakable」は、人気マンガ・アニメ作品「進撃の巨人」を題材としたハンティングアクションゲームです。プレイヤーは調査兵団の一員となり、立体機動装置を操りながら、人類の存亡をかけた巨人との戦いに挑みます。

本作では巨人への対抗手段であった立体機動をVRで実現したのが大きな特徴で、独特な動きに慣れる必要はありますが、使いこなせば空間上を自由自在に駆け巡ることができて爽快です。一方、原作同様巨人には正面から攻撃は通用せず、上手く背後を取って弱点となるうなじを狙わなくてはいけません。気を抜くと巨人に掴まれて、頭から食われてしまいます。

VRゲームとしての難易度は高めで、多数の巨人とどう戦うか、プレイヤーの経験や判断力が問われます。戦闘を重ねれば本作オリジナルの強力なブレードも手に入るので、巨人を恐れず勇敢に挑みましょう! また、2人協力によるマルチプレイや100体討伐を目指すサバイバルモードも用意されています。

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タイトル 進撃の巨人VR: Unbreakable
プレイ人数 1人(後日マルチプレイに対応)
日本語 対応
対応ヘッドセット Meta Quest
価格(税込) ・Part.1 1,200円(Meta
・Part.2 1,790円
・コンプリートパック 2,990円

©諫山創/講談社 ©︎ UNIVRS, Inc.

トライアングルストラテジー

「トライアングルストラテジー」は、Nintendo SwitchやSteamで発売されたスクウェア・エニックスのシミュレーションRPGのVR移植版。2Dドットと3DCGを融合させたような表現「HD-2D」を採用しているのが特徴ですが、VR版でも本作の魅力をそのまま再現しています。

Meta Quest版では、各キャラクターをゲームボードの駒のように操作でき、敵より有利となる戦術を組み立てながら、ワンターンごとに指示を出していきます。ボードを自分の手で掴んで、ぐるっと回したり、好きなアングルに調整したり、グッと拡大して、キャラクターの間近に迫ったりと、まさしく「神の見えざる手」になったかのような気分に。現実の部屋の中で遊べるMRモードにも対応しており、ボードゲームやTRPG好きにもオススメです。

作品自体は、戦乱のノゼリア大陸を舞台とした本格的な戦記モノ。運命を左右する決断は「信念の天秤」による投票で決定され、物語の分岐や仲間の加入に大きな影響を与えます。

レビューとインタビューはこちら。

タイトル トライアングルストラテジー
プレイ人数 1人
日本語 対応
対応ヘッドセット Meta Quest
価格(税込) 3,900円(Meta

機動戦士ガンダム: 銀灰の幻影

「機動戦士ガンダム: 銀灰の幻影」は、Meta Quest初となる機動戦士ガンダムシリーズのVRアニメ作品です。アニメ映画1作ほどのボリュームで、ただ映像を見るだけでなく、モビルスーツを操作するミニゲームパートも随所に挿入されています。

「機動戦士ガンダムUC」と同じ時代を描いており、特に幻の機体とされているデルタガンダムを元とした機体「デルタザイン」の活躍はファン必見。作中には映画「逆襲のシャア」の名シーンを追体験できるパートも登場する他、ニュータイプにまつわる葛藤も描かれており、宇宙世紀を目の前で感じ取ることができます。

また、MRシューティングゲームも収録。現実空間上にフィギュアサイズのモビルスーツが出現し、迫りくる敵の猛攻を自分が掴んでいる機体で戦うこととなります。子供の頃のごっこ遊びを彷彿とさせる一方、しっかりと手応えのある内容で夢中になって遊んでしまいます。

レビューはこちら。

タイトル 機動戦士ガンダム: 銀灰の幻影
プレイ人数 1人
日本語 対応
対応ヘッドセット Meta Quest
価格(税込) 2,800円(Meta

©SOTSU・SUNRISE

I am Cat

「I Am Cat」は、プレイヤーがおばあちゃんに飼われた猫となり、家の中を好き勝手にいたずらしたり、探検したりできるサンドボックスゲームです。移動手段は、ゴリラになれるVRゲーム「Gorilla Tag」と一緒で、両手のコントローラーを使って、本当の猫のようにトコトコ歩きます。

本作にはピアノやモグラ叩き、後ろをついてくるロボットのおもちゃなどの豊富なギミックが用意されており、さらには本を落としたり水槽の魚を捕まえてコンロで焼いたりなど、いたずらし放題。椅子や机をよじ登って高いところに登るなど、身も心も猫になったような気分になれます。ただしおばあちゃんへのいたずらは、手痛い仕返しがあるので気をつけましょう。

レビューはこちら。

タイトル I Am Cat
プレイ人数 1人
日本語 未対応
対応ヘッドセット Meta Quest、Steam
価格(税込) 3,100円(Meta)、2,299円(Steam

8番出口VR

「8番出口VR」はインディーズゲームのヒット作「8番出口」をVR化した作品。通路周辺のおかしなところに気づき、「異変があったら引き返す」というユニークなルールを、VRゲームでもそのまま落とし込んでいます。

VRでは1人称視点になったことで、ゲームへの没入感が大幅にアップし、より異変探しに集中できるようになりました。また、効果音も空間の反響が調整されており、足音などにも臨場感が増しています。ゲーム自体は原作の面白さはしっかりと再現しつつも、VR版でしか体験できない特別な異変も用意されています。

なお、VRChat上に、本作の一部を体験できるワールドが公開されています。

インタビューはこちら。

タイトル 8番出口VR
プレイ人数 1人
日本語 対応
対応ヘッドセット Meta Quest
価格(税込) 690円(Meta

Umurangi Generation VR

「Umurangi Generation VR(ウムランギジェネレーションVR)」は、写真撮影アクションという珍しいジャンルのゲーム「Umurangi Generation」のVR版です。プレイヤーはニュージーランドのタウランガ市の写真家兼配達人となり、世界が終末に向かう中、ステージごとに課せられた撮影ミッションをこなしていきます。

撮影ミッションの課題は、「同一フレーム内に収まったイヌやネコ」や「10枚のソーラーパネル」、「2杯のコーヒーと3箱のシリアル」といったものですが、仕事を放りだして気ままに撮影するのも自由。色彩や被写体、構図を好きに決めて写真を撮影し、編集できます。

しかしファインダー越しに映るのは、不穏な政治ニュースを報じる新聞記事、銃を構えた兵士たちやデモ隊など、危機が迫るタウランガ市の不穏な情景です。この世界になにが起きているのかをプレイヤーなりに読み取っていくことになります。

レビューはこちら。

タイトル Umurangi Generation VR
プレイ人数 1人
日本語 対応
対応ヘッドセット Meta Quest、PlayStation VR2
価格(税込) 2,490円(Meta)、2,530円(PS

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