半導体大手のQualcomm(クアルコム)とハンドトラッキング技術で知られるUltraleap社(旧名Leap Motion)は、”複数年の協業に関する合意”を締結したことを発表しました。
この提携をもとに、Ultraleapのハンドトラッキング技術を、Qualcommのチップセット「Snapdragon XR2」ベースのヘッドセットへ提供。高速かつ正確なハンドトラッキングの、広い普及を狙います。
(Ultraleap社は“コントローラーを使わず、手の動きで操作できる”ハンドトラッキング技術に力を傾けてきた)
ニーズの高まるハンドトラッキング機能
2社の提携のポイントは、ハンドトラッキング機能搭載へのハードルが下がる点です。ハンドトラッキングはユーザーからのニーズが高い一方、確立された技術ではなく、とりわけリソースの少ない企業にとって独自開発は困難です。
開発負荷を軽減
一方Qualcommのチップセット「Snapdragon XR2(XR2)」は、AR/VR専用設計。特に一体型ヘッドセットへの最適化を謳っています。
今回Ultraleapのハンドトラッキング技術が提供されることで、デバイスに既存の内蔵カメラを用いて、トラッキングが実現します。ハードウェア企業にとっては、ハンドトラッキング機能開発の負担が軽減されるという利点があります。さらにXR2のカメラスロットに最大2つ余裕が生まれるため、アイトラッキングといった他の機能に割り当てられるのもメリットです。
本機能がXR2のソフトウェアスタックで提供されるのか、あるいは特定のハードウェアの形を取るのかは、現時点明らかになっていません。
(参考)Road to VR
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