ソニー・インタラクティブ・エンターテインメント(SIE)は、現行モデルよりもハイスペックな新型PS4を開発していることを認めました。これは、英フィナンシャル・タイムズとのインタビューの中で、SIEのCEOであるアンドリュー・ハウス氏が明らかにしたもの。
ここ数ヶ月、PlayStation4(PS4)の新型の噂がありましたが、それを認める発言となります。
“ハイエンド”なPS4
ハウス氏は、よりハイエンドなPS4が発売されることを認めました。しかし、この新型PS4は現行のPS4に取って代わるものではなく、ハードコアゲーマー向けであり、現行モデルと同時並行で展開するとのこと。
噂では4Kモニターへの出力に対応するためのより処理能力の高いPS4とされていましたが、処理能力の向上はPlayStation VRにも貢献するものです。ハウス氏は「PS4向けの全てのゲームを新型でもプレイできるようになる」とのことで、新型のみで動くようなコンテンツを提供する予定ではないことを伝えました。PS VR向けのコンテンツも同様に現行モデルと新型どちらでもプレイできるようになると思われます。
価格は明らかになっていませんが、現行モデルの350ドルより高くなること、また来週開催されるE3では新型PS4の展示はないことが明らかになっています。
E3ではマイクロソフトも新型Xboxを発表するとの噂が広がっており、引き続き注目したいところです。
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E3、VRゲーム関連で注目したい発表会まとめ
(参考)
Sony Confirms More Powerful PlayStation 4, But It’s Not Coming to E3
http://uploadvr.com/sony-confirmed-powerful-playstation-4-console-wont-e3/