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活用事例 2019.10.24

日常に潜む影……VRで防犯意識向上、大阪府警ら

大阪府警察本部の府民安全対策課と追手門学院大学は、VRで犯罪被害を疑似体験できるコンテンツを共同開発しました。歩きスマホで公園を歩いている場面での犯罪被害をVRで体験し、主に女性の自主防犯意識を高めることを目的としています。

このVRコンテンツは、「スマートフォンで音楽を聴きながら公園を歩いているところ、背後から不審な人物が迫ってくる」という場面を疑似体験するもの。こうした状況に気づくことが、いかに難しいかを体感できます。

一般向けに防犯教室を開催

追手門学院大学では、11月2日に同大学茨木総持寺キャンパスにて開催される「合同学園祭」に合わせて、一般向けに防犯教室を開催予定です。

今回のVRコンテンツにおいて、追手門学院大学側の開発者である副学長の原田章教授は、「この方法を使えば安価というだけでなく、犯罪の可能性がある様々な場面をつくり出すことができ、防犯教室など啓発活動に貢献できるのではないか」とコメントしています。

防犯教室の概要

日時

2019年11月2日(土)
1.10時~、2.11時~、3.13時~、4.14時~、5.15時~ 入替制で計5回

会場

大阪府茨木市太田東芝町1番1号
追手門学院茨木総持寺キャンパス 大学棟・アカデミックアーク5階 A532およびA533

参加

無料
※当日、会場で受付。希望者多数の場合は整理券を配付。
※VR体験は13歳以上を対象とし、同意書へのサインが必要。

(参考)学校法人追手門学院 プレスリリース


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