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業界動向 2021.12.10

NVIDIAの企業向けコラボツール「Omniverse」パートナー企業と国内展開を加速

NVIDIAは、「NVIDIA Omniverse Partner Council Japan」を結成することを発表しました。「NVIDIA Omniverse Partner Council Japan」は、仮想空間内で共同作業を行うための企業向けソリューション「Omniverse Enterprise」の導入支援を行うための団体です。

「Omniverse」とは

「Omniverse」は、NVIDIAが開発・提供する仮想空間内でデザインシミュレーションやコラボレーションを行うためのプラットフォームです。建築・エンジニアリング・土木、エンタメ、プロダクトデザイン・製造、ロボット開発など、3Dコンテンツ制作は今やあらゆる業界で不可欠になっています。こうした現状に対し、リモートワークにおける3Dデザインコラボレーションの課題を解決することを目的に作られています。

同プラットフォームは、2020年12月にオープンベータが開始されて以来、グローバルで70,000件以上、国内でも4,000件以上ダウンロードされています。2021年11月には、アバター生成やバーチャル空間でのAIトレーニングなどの機能を追加拡張し、企業向けソリューションとして「Omniverse Enterprise」の一般販売を開始しました。

Omniverse Enterpriseの市場開拓と普及を目指す

「NVIDIA Omniverse Partner Council Japan」は、Omniverse関連ソリューションおよびサポートを提供するパートナー企業で構成されており、参画企業は情報の共有によるナレッジの蓄積と向上、エコシステムの構築、さらにプロモーションや啓蒙活動によって「Omniverse Enterprise」の市場開拓と普及を目指します。参画企業は現在24社で、株式会社アスク株式会社エルザジャパンなどが含まれています。

(参考)プレスリリース


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