2022年8月2日、スマートグラスを開発する米国NuEyes(ニューアイズ)は、サムスンの米国法人Samsung Electronics Americaとの提携を発表しました。NuEyesのスマートグラスとサムスンのスマートフォンを用いた、ARヘルスケアソリューションを展開します。
NuEyesのARスマートグラスとサムスンの5Gで医療従事者をサポート
NuEyesは弱視者のためのVRソリューション等を提供する企業。今回の提携により、医療従事者がスマートグラスを通じて、多様な医療情報(超音波画像診断、放射線画像、レポート、検査データ、電子カルテなど)をリアルタイムで取得することが可能です。
NuEyesのスマートグラスとサムスンのスマートデバイスを組み合わせることで、ハンズフリーで医療情報にアクセス可能です。加えてスマートグラスには、Manomotionによるカスタマイズ可能なハンドトラッキングとジェスチャー入力機能が備わっているため、医療従事者は今まで通りの医療業務を自然に行うことができます。両社は「このスマートグラスは超音波画像診断や遠隔医療、病院・大学での研修、野外の現場でのサポートなどの多様なヘルスケアの用途に最適なソリューションであり、患者のケアの向上に繋がる」と述べています。