Niantic Spatialは10月16日、Snapのイベント「Lens Fest」でAIコンパニオンアプリ「Peridot(ペリドット)」の大型アップデートを発表しました。今回の更新では、AIを活用したナビゲーション機能と、感情に応答する会話機能が追加され、現実世界でのAR体験がさらに進化しました。
新たに導入されたAIナビゲーションは、ARペットであるDot(ドット)が現実の空間内でユーザーを案内する仕組みです。目的地までの経路案内に加え、場所に応じた情報も提供します。また、Hume AIの会話AI「EVI」を活用し、Dotはユーザーの感情を理解し、1秒未満で返事が返ってくる自然で柔軟な応答が可能になりました。これにより、ユーザーはより親密で直感的な交流を体験できます。
アップデートは、Niantic Spatialの「Project Jade」を基盤に構築されています。このプロジェクトでは、Visual Positioning System(VPS)を用いた空間認識技術が活用されています。
さらに同社は、2Dのフロアプランを移動経路マップに変換する独自ツールを開発。AIコンパニオンが有効なルートを判断し、障害物や物理的な境界を検知しながら安全に移動できるようになりました。リアルタイムのコンピュータビジョン解析も組み合わさり、動きのある空間でも精度の高いナビゲーションが可能です。これらは、日常空間に知覚的なAIを実装するというNiantic Spatialの長期的な目標を反映しています。
アップデートにより、ARコンパニオンがユーザーの隣を共に歩き、現実世界の物語や隠れたスポットを共有するなど、より自然な存在として振る舞うようになりました。
参考
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