小田急電鉄がXR体験施設「NEUU」を新宿西口に11月1日開業。クリエイター向けのワークスペースも常設

小田急電鉄株式会社は、新宿西口にXRをテーマにした常設施設「NEUU」を開業します。オープンは11月1日。「体験スペース」「ワークスペース」「ショールーム」の3つのゾーンを設け、最新デバイスやXRコンテンツを実際に体験、創作できる場を目指します。

3つのゾーンで構成されるXR特化型施設

本施設は、東京都事業「西新宿先端サービス実装・産官学コンソーシアム」における「5G サービス実装プロジェクト」の一環として設置されるもの。運営は株式会社Nutsが行います。施設内は「体験スペース」「ワークスペース」「ショールーム」の3つのゾーンで構成されます。

体験スペース

全4席。国際映画祭VR部門のノミネート作品を含むXRコンテンツを有料で体験できます（1作品1,000円〜）。体験コンテンツは常時4〜5作品を取り揃え、3か月に1度のペースで更新予定。1作品ごとのチケット販売となります。予約受付は公式HPより10月24日から開始。現在告知されている主な上映作品は、伊東ケイスケ監督によるVR映画「Feather」、ゆはらかずき監督による「MOWB」となっています。

ワークスペース

最大36席のXRクリエイター向けコワーキングスペースです。5種類以上の最新デバイスをレンタルし、自由な創作活動を行う事ができます。利用料金は、1時間あたり600円（デバイス利用料を含む）。

本スペースを活用し、毎週土曜・日曜には次世代のXRクリエイターを輩出する「VRプロフェッショナルアカデミー」が開校予定。また本スペースを活用した、海外XRクリエイターを招いたイベント等が企画されています。毎週土曜・日曜およびイベント開催日は、本スペースは利用できません。詳細なスケジュールは、公式HPから確認可能です。

ショールーム

XR技術に関連する最新デバイスやサービスを展示します。実際に手にとって体験できるほか、将来的にはデバイス等の販売も検討している、とのことです。

今後、小田急電鉄株式会社は「NEUU」を拠点としてクリエイターやXRコンテンツの支援を加速させる方針です。

施設概要

（参考）小田急電鉄、NEUU