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医療・福祉 2019.04.11

あいおい生命、映像で「VR認知症」体験の提供開始

三井住友海上あいおい生命保険株式会社は、認知症の人とその家族の日常生活を疑似体験できる、VR映像の提供サービスを開始しました。同社は「VRによる体験を通じて、認知症の方の行動や気持ちを想像・理解し、認知症に対する偏見をなくしていくことで、本人やその家族が幸せに暮らすための支援を行っていく」としています。

今回提供されるVR映像「VRやすおじいちゃん物語」は、認知症の人の視点で周囲との関わり方による感じ方の違いや、それによる行動・心理症状を体験できるものです。同じ家族との関わり方を2通り体験し、関わり方の違いによって自身がどのような心理変化を感じるのかを体験できるとのことです。

視聴方法は「VRやすおじいちゃん物語」のチラシに掲載されているQRコードをスマートフォンで読み取り、専用のVRゴーグルを使用することでVR映像を見ることができます。

「VR認知症」で症状を自分ごとに

2019年3月27日、Yahoo! JAPAN本社にてVRやAIが高齢化社会で果たす役割について議論するイベントが開催されました。イベントには本VR映像を提供協力した株式会社シルバーウッドも登壇。Mogura VR Newsでは、VRで認知症の症状を擬似体験したり、体が不自由でも楽しめるVR旅行コンテンツのワークショップの模様などをレポートしています。

(参考)三井住友海上あいおい生命保険株式会社 プレスリリース


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