XR/メタバース/VTuber専門メディア「Mogura VR」は、毎週、Podcast「もぐラジオ」を配信中。「テック・コンテンツ業界の最前線を掘る」というコンセプトのもと、すんくぼ(編集長)と水原由紀(Mogura VR News副編集長)、ゆりいか(MoguLive副編集長)が業界の注目トピックを語ります。
この記事では、最新回(#154)の内容をかいつまんでお届けします。
第154回のテーマは、「自治体はメタバースにどう取り組む?豊田市のメタバース将来ビジョン」
さて、今回のテーマは「自治体はメタバースにどう取り組む?豊田市のメタバース将来ビジョン」です。
今回は久しぶりのゲスト回。愛知県豊田市未来都市推進課の清水さん、播磨さん、中村さんにスタジオにお越しいただき、豊田市が取り組む「メタバース将来ビジョン」の策定経緯や実証実験の現状、今後の展望についてお話をお伺いしました。
「未来都市推進課」とは、豊田市におけるSDGs推進を目標に、企業への認証制度や普及計画策定などを管轄する部署。課長である清水さんは「車産業の都市として知られる豊田市ですが、車移動に伴うCO2排出や製造業労働者の高齢化などが課題となっています。未来都市推進課では『エネルギー・モビリティ・ウェルネス』の3つの分野で、様々な企業と技術実証を行い、SDGsの取り組みを推進している」と語ります。
しかし、この3つの分野と「メタバース」は縁遠く見えます。すんくぼと水原は、なぜ豊田市が「メタバース将来ビジョン」策定に至ったのか、その経緯を深掘りしていきます。
さらにすんくぼは、豊田市のメタバース活用に対する印象について「多くの自治体のメタバース活用事例を見てきた中でも、『まずはビジョンを作っていきたい』との姿勢は非常に特殊。じっくりと腰を据えてメタバースに取り組もうとしていた」と振り返ります。
日本全国の自治体においてメタバース活用事例が増える昨今、「作りっぱなし」ではない形で、どのように地域の課題解決にメタバースを活用し、継続し、人々のニーズを満たしていくのか——。日々、メタバース活用の現場に立つメンバーから、重要な視点やポイントがあぶり出されていきます。
Mogura編集長らが話すPodcast「もぐラジオ」
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※Mogura VR Newsの運営会社である株式会社Moguraは、愛知県豊田市の委託事業「メタバース活用に関する調査分析及び実証実験」に採択されており、メタバースを活用した地域の課題解決や新しい価値の創出に「未来都市推進課」の皆さんと取り組んでいます。