メタバースプラットフォーム「Decentraland(ディセントラランド)」は、2023年3月28日〜31日の期間、Metaverse Fashion Week(MVFW23)を開催すると発表しました。
メタバースの相互運用性とデジタルファッションの最新の進歩を体験できると謳っています。
©︎Decentraland Metaverse Fashion Week 2022
バーチャルファッションウィーク
Decentralandは、ブロックチェーン技術を用いたプラットフォームです。他ユーザーとのソーシャル体験を楽しんだり、構築されたコンテンツで遊んだりすることができます。バーチャル空間内の土地を暗号資産(主にイーサリアム)で購入したり、アバターアイテムなどを取引することもできます。
MVFWは、Decentralandで開催されるバーチャルファッションウィークです。2022年にスタートした同イベントは、ランウェイショーやポップアップストア、アフターパーティーなどを展開。10万を超えるゲストを迎え、16万以上の無料のデジタルウェアラブルアイテムを配布したといいます。
プラットフォームの相互運用
第二弾となるMVFW23では、複数の新しい試みがなされます。
Decentralandはメタバースプラットフォーム「Spatial」や「Over」と連携し、デジタルコレクションを他のプラットフォームに拡張します。ブランドは複数のメタバースでショーを開催でき、ユーザーはDecentralandで着用していたアイテムをSpatialやOverでも着用できるとのこと。
他にも、MVFWの“公式スーパーモデル”として「Tangpoko」がデビューしたり、IRL(現実世界)開催のマイアミファッションウィークが、MVFW23のランウェイショーにも参加したり、とさらなるアップデートが期待されています。
MVFW23のテーマは「Future Heritage」。Decentralandは、「次世代のクリエイターと伝統的なファッションデザイナーをつなぐ挑戦であり、現実と世界をつなぐファッションの可能性を示す」とし、2023年1月に参加者を発表する予定です。
(参考)Decentraland