2024年10月31日、Metaは2024年度第3四半期の決算説明会を実施しました。全社での売上高は、前年同期比19%増の約405.9億ドル(6.0兆円、2024年10月31日時点)、営業利益は26%増の約173.5億ドル(2.6兆円)に達しました。
また、同社のXR/メタバース/ウェアラブル部門「Reality Labs」の第3四半期売上高は2億7,000万ドル(約405億円)に。前年同期比で約29%増加しました。CFOのスーザン・リーによれば、ハードウェアの売上がこの理由とのこと。Reality Labsの展開するデバイスにはスマートグラス「Ray-Ban Meta」(EssilorLuxotticaとの共同開発)、VR/MRヘッドセット「Meta Quest」シリーズなどがあります。
今回の決算発表会において、MetaのCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏は、Metaが展開するMeta AIのユーザー数が増えていることに言及。Meta AIが駆動するスマートグラス「Ray-Ban Meta」の売れ行きが好調であり、「この眼鏡への需要は依然として強い」と語りました。
そして、ザッカーバーグ氏は9月末のMeta Connect 2024で発表されたARグラス「Orioin」と299ドルで発売したVR/MRヘッドセット「Meta Quest 3S」のホリデーシーズンでの売れ行きに期待を示しました。
なお、Reality Labsの費用は人件費とインフラ関連の支出増により、前年同期比19%の増加。部門としては、44億ドル(6,600億円)の赤字です。
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