Metaは、AIを活用して3Dアセットを生成する新たな3D基盤モデル「Meta AssetGen 2.0」を発表しました。テキストや画像を入力することで、数秒以内に高品質な3Dモデルを生成できる点が特徴です。Metaはこのモデルを「3D生成AI研究における大きな進歩」と位置づけており、社内プロジェクトでの活用もすでに始まっているとしています。
前バージョンの「Meta 3D AssetGen」は、2D画像を生成した後に3Dアセットへ変換する2段階方式でした。今回発表の「AssetGen 2.0」は、テキストから直接3Dアセットを生成する単一工程のAIモデルを採用しています。
同社のメタバース「Meta Horizon(Horizon Worlds)」向けの3D制作ツール「Horizon Desktop Editor」には、すでに2025年4月から初代のMeta 3D AssetGenが実装されており、アメリカとカナダのユーザー向けに「テキストプロンプトから3Dアセットを生成する機能」が提供されています。
しかし、現行のAI生成アセットには品質上の問題があり、特にバーチャル空間内で近くから見た際に、顕著な欠陥が発生することが報告されていました。AssetGen 2.0はこれらの問題点を解決することを目的としてアップデートされたモデルです。
AssetGen 2.0では、テクスチャ生成にも新たな手法が取り入れられました。大規模な3Dデータセットでの学習により、視点の統一感や欠損部分の補完、高解像度での出力が実現しています。生成処理は、3Dメッシュ用とテクスチャ用の2つのモデルが連携して行われます。また、物理ベースレンダリング(PBR)に対応しており、材質の特性を細かく分離することで、環境に応じたリアルな光の再現が可能となっています。
MetaはこのAssetGen 2.0を、Horizon Desktop Editorへ2025年後半に実装する予定です。また、単体のアセット生成にとどまらず、テキストや画像から複雑な3Dシーン全体を段階的に生成する新たなモデルの開発も進めているとしています。
(参考)Meta、UploadVR
Mogura VRはUploadVRのパートナーメディアです。

