Metaが3つのVRゲーム制作スタジオ買収を発表「アイアンマンVR」のCamouflajや「バイオ4VR」のArmatureを傘下に

Metaは10月12日、年次開発者会議Meta Connnectにて、3つのVRゲームスタジオの買収を発表しました。MetaのOculus Studiosに「マーベルアイアンマン VR」開発元のCamouflaj、「Wilson’s Heart」や「Path of the Warrior」開発元のTwisted Pixel、VR版「バイオハザード4」開発元のArmature Studioが加わります。また本買収により、過去2年間のMetaのゲームスタジオ買収数は、合計9社となりました。

次々と買収。「マーベルアイアンマン VR」のVRスタジオも

本買収に際して、Metaは「これらのスタジオが取り組んでいるものを明らかにできるまで、しばらく時間がかかるでしょう。彼らは、我々が “野心的で先進的なゲーム “と呼ぶものをVRにもたらすつもりです」と述べました。

Metaは過去2年間にVRリズムゲーム「Beat Saber」開発元のBeat Games、VRRPG「Asgard’s Wrath」開発元のSanzaru Games、「Lone Echo」開発元のReady at Dawn、「Onward」開発元のDownpour Interactive、「Population: One」開発元のBigBox VR、そしてVRフィットネス「Supernatural」開発元のSupernatural（元Within）を買収しており、全て合計すると9スタジオとなります。

Metaは、同スタジオの買収を発表したMeta Connect 2022にて、「マーベルアイアンマンVR」の「Meta Quest 2」版の11月の発売開始も明らかにしており、Camouflajの最高責任者Ryan Payton氏は公式サイトで以下のように述べています。

独立性を捨てることは、2011年にCamouflajを始めたときの計画にはありませんでした。しかし、2018年、Oculus Go向けステルスゲーム「Republique VR」の開発のために初めて連携したOculus Studiosのメンバーが、我々を親切と尊敬を持って接してくれた事によりすべてが変わりました。

この1年を通じて、Metaの一員に加わるとより長期的なVRの野望にしっかりコミットできる事、高品質で有意義なゲームを作るという我々の価値観がMetaの新しい仲間の価値観と完全に一致する事を確信しました。

私はスタジオ責任者として、同僚たちがこの年末にMeta Quest 2向けに「マーベルアイアンマンVR」を出荷するのを手伝いながら、我々の最大のゲーム（今後1、2年のうちに明らかにしたい未発表のタイトル）に創造力を集中させるつもりです。