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投資 2019.10.15

VR内編集もできる3Dツール、開発企業が約1.8億円調達

フランスのソフトウェア企業MeshroomVRは、150万ユーロ(約1.8億円)の資金調達に成功しました。3Dデータのビジュアル化ツールを、フリーランスから法人まで広く普及させることを目指します。

 

「MESHROOMSTUDIO」で手軽に3Dモデル作成

MeshroomVRは2017年設立。3Dデータから、立体的なモデルにビジュアル化するツールを提供しています。今回の資金調達に併せ、新たな編集ツール及び既存サービスを含めた料金体系も発表しました。

新ツール「MESHROOMSTUDIO」では、ファイルをドラッグアンドドロップの操作でアップロードするだけで、3Dモデルを生成できます。対象の角度やサイズを変更したり、色合いや質感、背景の編集も直感的な操作で可能です。FBXや3DXMLといった主要なファイル形式にはすべて対応しています。

同社によれば、本ツールは「産業用途のデザインレビューに最適化されている」とのこと。リアルタイムに製品デザインを見直したり、関係者にデザインを公開、クライアントと様々な設計段階のデザインを共有したりするのに役立つといいます。

幅広い価格プランを提供

サービスの価格体系については、フリーランスや趣味での利用から、法人までカバーする幅広いプランを用意しました。これにより、製品デザイン分野において、3Dビジュアル化の普及を目指します。

なお製品ラインナップにあるMESHROOMPRO/MESHROOMVRは、いずれもVRヘッドセットを使い、3DCGをVR空間で確認することが可能。コントローラーを使い、VR内で編集できます。

(参考)MeshroomVR


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