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VR×AIでセラピー、視覚障害者を支援するAR/VRデバイスなど – 起業家医師から見た医療×VRのいま

医療向けAR/VRは米国を中心に導入が進んでおり、活用範囲の規模と質の両面において進化を続けています。外科医等のトレーニング、手術のシミュレーション、リハビリ、疼痛や不安の軽減など、領域は拡大。AIとの組み合わせで医療機器として承認を得るなど、治療方法としての価値も高まっています。

本記事では医療向けAR/VRの今を、起業家医師の視点で切り取っていきます。

VR×AIセラピスト 「Luna」、2019年1月に登場

VR×AIサービス(例:AIがリハビリの状況をリアルタイムで分析、患者や治療者にフィードバックを行うことでプログラムをカスタマイズする等)を展開し、FDA認証やCEマークを取得するVRHealthが、新たなVR×AIサービスを立ち上げます。

https://www.youtube.com/watch?v=g3qbMB6yM98

このサービスの対象は、更年期障害の症状のひとつとして知られる「ホットフラッシュ」。暑さや発熱に関係なく急な発汗、また「のぼせ」や「ほてり」が出現するというものです。VRHealth社が開発したAIセラピスト「Luna」は、エビデンスに基づいた心理学的プロトコルに基づき、これらの症状の身体的・心理的な負担を軽減するとのこと。同社CEOであるEran Orr氏は、「全ての医療分野で、セラピー(薬物作用ではない、心理療法、理学療法等)に基づいたVRサービスを提供することが目標」と語っています。

薬物療法以外の選択肢が増えることは、患者と医療提供側、双方にとって大きなメリットです(その反面、薬物療法をやみくもに否定するような方向に流れないよう、留意することは重要です)。

正直なところ、筆者としては、この療法は更年期障害によるホットフラッシュ治療の第一選択肢としては考えにくいと思います。ホットフラッシュの主な原因はエストロゲン(女性ホルモンの一つ、卵巣ホルモンとも)の急速な低下。更年期障害によるホットフラッシュにはホルモン補充療法の効果が大きいのです。一方、がん治療によるホットフラッシュ(乳がん手術後の内分泌療法など)の場合、再発のリスクからホルモン補充療法は適応とならないため、VR×AIによる療法は良い適応になると考えます。

(参考:VRScout日本産科婦人科学会 産婦人科診療ガイドライン p.263、日本乳癌学会 乳癌診療ガイドライン、12月22日時点)

AR/VRデバイスで、視覚障害者の「見える喜び」を実現する

弱視支援技術のパイオニアNueEyes社とVRソリューションの開発者であるPico Interactive社が、弱視を支援するオールインワンのVRデバイス「NuEyes E2」を発表しました。高い明瞭度を実現した3K表示で、高精細カメラの採用で機能性とオートフォーカスを最適化し。最大18倍の高倍率を提供でき、光学式文字認識/テキスト読み上げ機能も搭載しています。


(画像引用:NuEyesより)

筆者が関心を持ったポイントは2点。まずはVRで弱視の支援を行うという新鮮さ。「VRは視力に悪影響を及ぼすのでは?」と誤ったイメージを持つ人は少なくありません。VRの活用の幅の広さを実感できる好事例だと考えます。

次に、社会的意義の大きさです。世界保健機関(WHO)によると、世界で2億8500万人が何らかの視力障害を患っていると推定されます。高齢化社会を迎え、加齢が主な原因で弱視を引き起こす疾患の患者数は増加しています。例えば、加齢性黄斑変性症。NuEyes E2が発表された米国では、早期加齢性黄斑変性症の患者数は推定800万人あまりと言われています。

(参考:PR Newswire) 

「出産シミュレーター+AR」のインパクト

CAE Healthcare社が新たに開発した、AR機能を付加した出産シミュレーターも興味深い事例です。Lucinaと名付けられたこの出産シミュレーターは、分娩の全てのプロセスを再現できるだけでなく、(めったに起こらないものの)深刻な結果を招きかねない緊急事態のシナリオも体験できます。マイクロソフトt社のMRデバイスHoloLensを使用することで、よりリアルなトレーニングが可能です。


(引用:Vimeo CAE Healthcareより)

2007年、初期研修医だった私は、指導医の下で分娩の管理を担当していました。児頭が発露(胎児の頭部が見えてくる状態)した後は、胎児を触れながらの介助となるので、分娩のリズムをつかんでいる実感があります。しかし、児頭が徐々に下降するプロセスは胎児の姿が見えないため、「待つ時間」となっていた感が否めませんでした。Lucinaのようなシミュレーターがあれば、初期研修医のレベルであっても、分娩のエピソード全てを一つの流れとして把握し、一歩先をイメージする分娩の管理が可能になると考えます。

(参考:HealtySimulation.com、2018年12月22日時点)

筆者が代表を務めるBiPSEEは、AR+VRの「BiPSEE医療XR(仮)」を開発いたしました。2019年1月に都内のクリニックで導入試験を開始します。待合室から診察室、そして医療処置への流れを「魔法のドア」→AR→VRという流れのある展開で支え、こどもの治療に際しての不安と痛みを軽減します。詳しくは、2018年12月21日のプレスリリースをご覧ください。


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