Epic GamesとKitBashは、Epic Gamesが運営していたArtStationとSketchfabがKitBashのクリエイティブプラットフォームのポートフォリオに加わったと発表しました。
ArtStationはアーティストが作品を発表し、ポートフォリオとして管理できるプラットフォームです。Sketchfabは3Dモデルを公開・共有できるプラットフォームで、いずれもこれまでEpic Gamesが運営していました。今回、両プラットフォームはEpic Gamesを離れ、KitBashが展開する3Dアセット販売サービス「KitBash3D」や制作ツール「Greyscalegorilla」と合流し、KitBashのポートフォリオに加わる形になります。
Epic GamesでUnreal Ecosystem部門のSVPを務めるビル・クリフォード氏は、ArtStationとSketchfabがアーティストの作品共有・管理における主要なプラットフォームであると述べました。KitBashのバンクス・ブテ共同CEOは、両プラットフォームがアーティスト同士のつながりや作品発表の場として機能してきたと説明しています。またKitBash3DとGreyscalegorilla、ArtStation、Sketchfabが一つになることで、学習からアセット制作、作品の公開・発見までを含めた3D制作の一連の流れをつなげられるとしています。
Thanks and congratulations to @KitBash3D, the new home of the ArtStation and SketchFab communities, and a great team we’ve worked with for a long time. The Unreal Engine Marketplace successor site @Fab remains with Epic and is evolving in parallel with UE6. https://t.co/aeMPqNSOZK
— Tim Sweeney (@TimSweeneyEpic) August 10, 2026
既存のKitBash3Dユーザーへの影響については、KitBash3DやCargoの利用方法に変更はないとしています。購入済みのキットやアセット、Cargoへのアクセス、契約中のサブスクリプションはこれまで通り継続します。価格やサブスクリプション料金の変更もありません。ArtStationとSketchfabについても、ポートフォリオやライブラリ、基本的な利用方法は従来通り運用されます。
Sketchfabは2021年にEpic Gamesが買収。Epic Gamesは、買収後も同名のSketchfabはプラットフォームとして展開しながら、2024年にはUnreal Engine等の開発者向けにアセット共有プラットフォーム「Fab」をオープンしていました。
「Fab」は今回の売却の対象に含まれません。Epic Games創業者兼CEOのティム・スウィーニー氏は、Fabは引き続きEpic Gamesが運営し、Unreal Engine 6の展開と並行して機能を拡充していく方針であるとコメントしました。
KitBashは、現時点で具体的な製品統合やロードマップの発表はないとしています。まずはArtStationとSketchfabを利用するユーザーの声を直接聞くことを優先し、今後の長期的な計画については改めて発表するとしています。
