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業界動向 2021.07.22

エピックゲームズ、3Dコンテンツ共有プラットフォームSketchfabを買収

2021年7月21日、「フォートナイト」や「Unreal Engine」などで知られるEpic Gamesは、3Dコンテンツ共有プラットフォームSketchfabの買収を発表しました。

Sketchfabは、様々な3Dコンテンツ(VR/AR含む)を共有できるプラットフォーム。クリエイターは無料配信のほかアセットの有料販売も行えます。国内クリエイターが制作した作品も複数公開されています。2021年3月には、閉鎖が決定したグーグルの3D素材共有サイトPolyからの、アセット移行サービスを展開。注目を集めました。

発表によれば、Sketchfabは買収後も独立したブランドとして維持されるとのこと。Epic Gamesとの密接な連携は行うものの、Epic Gamesが提供するゲームエンジンUnreal Engine とは競合となるUnityへの対応も続けていくことが明言されています。

Epic GamesによるSketchfabの買収は、同社が4月に行った“メタバース構築”を目的とした10億ドル(約1,000億円)の資金調達が関係していると思われます。Epic Gamesは最近、メタバースへ注力する姿勢を強めており、3月には、「Fall Guys: Ultimate Knockout」を手掛けるTonic Gamesの買収を発表しました。

なお、2021年7月現在、今回のSketchfab買収の条件や金額などの詳細は公表されていません。

(参考)Road to VR

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