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テック 2019.02.14

金沢工業大学の学生が日本初の「VRチェアスキー・シミュレータ」開発

金沢工業大学日本初となるVRチェアスキー・シミュレータを発表しました。同大学所属の学生が卒業研究にて制作したものです。学生らは、このシミュレーターにより「チェアスキーを健常者、障がい者問わず、気軽に楽しんでもらい、チェアスキーの認知度の向上と普及を目指す。将来的には選手向けに練習機器開発も視野に入れている」とのことです。

金沢工業大学では、2017年から障がい者スポーツのひとつとして誰もが楽しめるチェアスキーの普及を目的に、ロボティクス学科と機械工学科、応用化学科の学生が中心となってチェアスキーの設計と製作に取り組んでいます。今回、卒業研究の一環でVRを活用したチェアスキー・シミュレータが開発されました。


(VRチェアスキー・シミュレータイメージ図)

チェアスキー・シミュレータでは、従来のようなスクリーンに映像を投影するタイプではなく、VRヘッドセットに映像を映し出すタイプ。体験者は体を傾けることで左右に曲がることができます。体験者が座る台座は映像に連動して動き、より臨場感が味わえるとのことです。

VRを活用したチェアスキー・シミュレータの実機は以下の日程で公開されます。

公開概要

・金沢工業大学プロジェクトデザインIII公開発表審査会

日時

2019年年2月13日(水)13:00~16:00

会場

金沢工業大学扇が丘キャンパス23号館1階


・金沢工業大学プロジェクトデザインIII公開発表審査会

日時

2019年2月15日(金)9:30~15:00
「共に楽しめるチェアスキーの設計と開発」の発表は13:00~14:00まで。14:00からVR型チェアスキー・シミュレータの実演。

会場

金沢工業大学扇が丘キャンパス Challenge Lab

(参考)金沢工業大学 プレスリリース


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