金沢工業大学が、日本初となるVRチェアスキー・シミュレータを発表しました。同大学所属の学生が卒業研究にて制作したものです。学生らは、このシミュレーターにより「チェアスキーを健常者、障がい者問わず、気軽に楽しんでもらい、チェアスキーの認知度の向上と普及を目指す。将来的には選手向けに練習機器開発も視野に入れている」とのことです。
金沢工業大学では、2017年から障がい者スポーツのひとつとして誰もが楽しめるチェアスキーの普及を目的に、ロボティクス学科と機械工学科、応用化学科の学生が中心となってチェアスキーの設計と製作に取り組んでいます。今回、卒業研究の一環でVRを活用したチェアスキー・シミュレータが開発されました。
チェアスキー・シミュレータでは、従来のようなスクリーンに映像を投影するタイプではなく、VRヘッドセットに映像を映し出すタイプ。体験者は体を傾けることで左右に曲がることができます。体験者が座る台座は映像に連動して動き、より臨場感が味わえるとのことです。
VRを活用したチェアスキー・シミュレータの実機は以下の日程で公開されます。
公開概要
・金沢工業大学プロジェクトデザインIII公開発表審査会
日時 |
2019年年2月13日(水)13:00~16:00 |
会場 |
金沢工業大学扇が丘キャンパス23号館1階 |
・金沢工業大学プロジェクトデザインIII公開発表審査会
日時 |
2019年2月15日(金)9:30~15:00 |
会場 |
金沢工業大学扇が丘キャンパス Challenge Lab |
(参考)金沢工業大学 プレスリリース