Home » VR活用で通勤時間ゼロ、家を仕事場化する「ポータル」開発開始


テック 2020.01.21

VR活用で通勤時間ゼロ、家を仕事場化する「ポータル」開発開始

AR/VRなどを活用し、通勤時間ゼロを実現するリモートワーク設備「ポータル」の開発開始が発表されました。手がけるのはAR/VR等を用いて多様なライフスタイルを提供する株式会社ジブンハウスと、さまざまな感覚を相互共有する技術を研究・開発するH2L株式会社。「ポータル」を自宅に設置することで通勤をなくすほか、遠隔でも同じオフィスにいるかのような作業環境を整えます。

自宅から職場へ0分で

「ポータル」は、身体情報を相互共有するH2Lの技術「BodySharing」に加え、5GやAR/VRといった技術を活用し、家にオフィスとほぼ変わらない環境を再現します。内部には身体の動作を伝達するデバイスや生体認証センサー、専用PC、スキャニング、360度曲面ディスプレイが組み込まれています。

BodySharing技術を活用することで、身体動作による遠隔操作を行ったり、遠隔からの身体へのフィードバックを自らの身体に与えることが可能とのこと。遠隔のオフィスとは同じ時間・空間を共有することができ、生体認証センサーによる労務管理や人事評価にも対応しています。

「ポータル」は将来的にロボットの遠隔操作による業務を目指しています。また美容師、医師などの直接的サービス提供が必要な専門職の遠隔での業務が可能になることも目指すとしています。

なお、1月23日から2日間、東京ビッグサイトで開催されるイベント「DOCOMO Open House 2020」にて、「ポータル」が出展されます。

イベント概要

名称

「DOCOMO Open House 2020」

会期

2020年1月23日(木)~2020年1月24日(金)

開催時間

9:30~18:00

会場

東京都江東区青海1丁目2番33号
東京ビッグサイト 青海展示棟

ブース位置

5G Business I-23

入場料

無料(要事前登録)

主催

株式会社NTTドコモ

イベントサイト

http://docomo-openhouse.jp/2020/

(参考)株式会社ジブンハウス プレスリリース


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード