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活用事例 2020.04.01

VRで“在宅社会人研修”、リモート支援システム開発

株式会社インフィニットループは、株式会社バーチャルキャストのプラットフォームを使用した「VR社会人研修システム」を開発しました。遠隔地から講師や受講者が同じVR空間に入り、名刺交換や挨拶の仕方などマナー研修を実施できます。

「VR社会人研修システム」は実際にお互いの会話や動作を見ながらVR空間で研修を受けられるシステムです。VRデバイスが設置できればどこでも実施可能なので、たとえば講師は会社の会議室から、受講者は自宅からというように離れた場所から同じVR空間に集まって研修を実施できます。

本システムを活用することで、同じスペースに集まらずに研修ができるので、新型コロナウイルスの感染拡大防止に配慮した対策を取ることも可能です。

VRプラットフォーム「バーチャルキャスト」を使用

バーチャルキャスト社のVRプラットフォーム「バーチャルキャスト」は、キャラクターに扮し、遠隔地からVR空間に複数人が集まることができるプラットフォームです。VRデバイス装着者の細かな動作もVR内に反映可能なので、小さな名刺サイズのアイテムを手渡ししたり、お辞儀の角度を伝えたりできるほか、会話を通して言葉遣いの指導もできます。

キャラクターの3Dモデルは、初期設定でインストールされているものを自由に使うことができます。加えて、講師や受講生など実際の人物の3Dモデルを保有している場合、使用することも可能です。

VR空間では、現実世界の様々なアイテムを再現することができます。たとえば、レジやPOSシステム、飲食店のテーブルや食器類なども再現可能なので、多様な業種に対応が可能です。また、PC画面やプレゼンテーション資料の取り込み、録画機能などがあり、座学的な内容から実際の動きを見ながらの動作の指導まで幅広く活用するといったこともできます。

(参考)株式会社インフィニットループ プレスリリース


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