スウェーデンの家具メーカーであるIKEAはクリスマスに従業員に対して、VRヘッドセットをプレゼンしました。
1人当たり2台を支給
支給の対象となったのはアメリカのイケアに勤務する14,000人の従業員で、自分用のヘッドセットと家族や友人にプレゼントするためのヘッドセットの計2台が支給されました。米メディアFast Companyによると、配布されたのはスマートフォンを装着するタイプのVRゴーグルの模様です。
従業員に休日の楽しみを提供するのはもちろん、従業員がVRに順応するための手助けにもなる、とコメントを出しています。
以前からVR/ARをに注力
IKEAは2016年に、あたかも店内を歩き回ってショッピングをしているような体験ができるVRソフト『IKEA VR Experience』をリリースしています。また2017年には、家にバーチャル家具を置いて購入前の様子を見ることができるARアプリ『IKEA Place』をリリースするなどVR/ARに力を入れてきました。
新しい購買体験をリードする
同社は「私たちは周りの世界が変化していることを理解している」というコメントを出し、革新的なショッピング体験を提供する新しい媒体として、VRとARに目を向けています。今後、同社がショッピング体験をVRで変えていくのか注目が集まります。
(参考)
IKEA Gifts 14,000 Employees VR Headsets For Christmas; Launch In-Store Game
https://vrscout.com/news/ikea-gifts-14000-employees-vr-headset-christmas-launch-store-game/