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活用事例 2021.06.04

公園や実店舗をバーチャル空間に再現、三井不動産らが共同実験を開始

NTTコミュニケーションズ株式会社と三井不動産株式会社は、愛知県名古屋市の「Hisaya-odori Park」にて、実際の公園や店舗をバーチャル空間に再現する共同実験「Hisaya Digital Park」を開始します。

実験では公園や店舗の運営を通じて、リアルとバーチャルの位置情報や来店データなどを分析し、周辺エリアの回遊性の向上や新たな顧客体験の創造を目指す、としています。

「Hisaya Digital Park」は、全長約900mに渡るHisaya-odori Parkと実在する8店舗をバーチャル空間に再現するプロジェクトです。ユーザーはスマートフォンやPCから散策を楽しむことができます。また、バーチャル空間上では店舗のサービス情報や動画コンテンツも視聴可能です。

本プロジェクトでは、実店舗とバーチャル店舗の来店情報や来場者のライフスタイルを可視化することで、双方の店舗の相互双客による接点の拡大を目指します。また、公園のリアルとバーチャルでの来園者層の違いや行動パターンを分析し、利用者へのより良いサービス提供を目指すほか、店舗の接点強化の有効性を検証します。

バーチャル店舗の模索が進む

今回の事例のようにバーチャル店舗の取組みは各方面で進みつつあります。KDDIとアットコスメは、コスメのバーチャル店舗を開設し、商品のテスターしている様子の視聴や商品の購入が可能です。また、サッポロ不動産開発はARを活用したショッピング体験の実証事件を行いました。

(参考)三井不動産株式会社 プレスリリース


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