スウェーデンのHiberは、1,500万ドル(約17億円)の資金調達を行いました。同社はユーザー自身が制作したゲームを、ユーザー同士で遊べるプラットフォーム「HIBERWORLD」を開発しており、調達した資金は主に「HIBERWORLD」に使用される予定です。
「Roblox」と近いものの、ターゲットは「成人から高い年齢層」
「HIBERWORLD」は、主にスマートフォンでの利用を想定しており、Andoridでは制作用のアプリをダウンロード可能。iOSではSafariからクリエイトを行えます。制作に関し、詳細なプログラミングの知識は必要ありません。
今回の出資は、EQT Partnersのベンチャーキャピタル部門EQT Venturesが主導。ほかにも、MT Digital、Luminar Ventures、Bumble Ventures、Sybo、Konvoy Venturesが参加しています。EQT VenturesのパートナーのLars Jörnow氏は、Hiberの取締役会に参加します。
HiberのCEO、Michael Yngfors氏によれば、「HIBERWORLD」は「成人や年齢層の高いプレイヤー」をターゲットにしているとのこと。これは、若年層をメインに人気を集めているゲームプラットフォーム「Roblox」とは対照的なアプローチと言えるでしょう。
2021年7月現在、「HIBERWORLD」はベータ版として運営中。正式リリースに向けてどのように“洗練”を進めていくのか、続報を待ちたいところです。
(参考)GamesBeat