ハコスコ、VR施設案内サービス「ハコスコナビ」開始

VRサービスを展開する株式会社ハコスコは、複数拠点のVR映像とボイスチャットで現地案内ができる、VR空間プレゼンツール「ハコスコナビ」の提供を開始します。結婚式場や霊園、ホテル、不動産などの施設や現地案内において、その場にいるかのような体験を提供します。

「ハコスコナビ」は、複数拠点同時にVR映像を共有しながらボイスチャットで会話ができるVRサービスです。映像を案内するナビゲーターは、対面または離れた場所から管理画面で視聴者の視点を追跡しつつ、VR空間上で施設などの現地案内を行います。実際の現地案内と比較した場合のコスト削減や成約率アップなどの効果が期待されています。

使用用途は、式場やホテルなどの現地案内だけでなく、研修や教育、社会見学、商品の市場調査などのシミュレーションにも活用することも可能とのこと。

ハコスコナビの利用手順は、360度カメラなどで撮影した映像をハコスコの配信プラットフォーム「ハコスコストア」にアップロード。視聴者にURLをSNSなどで共有して画像再生することで接客を始めることができます。

「ハコスコナビ」はWebブラウザを利用しているため、アプリのインストールは不要となっており、PCやスマホ、タブレット、一体型VRヘッドセット「Oculus Go」などのデバイスに対応しています。

結婚式相談での式場案内に導入

ハコスコは、株式会社テイクアンドギヴ・ニーズと婚礼部門の業務提携を行っている東京會舘へ「ハコスコナビ」の導入を実施。東京會舘における接客ツールとしての活用が1月より開始されます。「ハコスコナビ」を活用することで、結婚式相談での式場案内が、時間や場所を選ばず、複数拠点同時に提供・共有することが可能となります。今回東京會舘で利用される8KのVR画像の制作は、ハコスコナビの提供とあわせてハコスコが行なっているとのこと。

ハコスコは、ハコスコナビを「冠婚葬祭や観光、不動産などの現地案内の効率をアップする営業支援ツールや、教育現場、研修、市場調査のシミュレーションツールとして、2019年に100社の導入を目指す」としています。

サービス概要

（参考）ハコスコナビ 公式