感覚を相互共有する技術を研究・開発するH2L株式会社は、自宅から出勤できるリモートワークシステム「HoloD(ホロディ)」を開発しました。カメラを通して自宅にいる利用者の映像を職場に設置したプロジェクターに投影、リモートワーカーとのコミュニケーションを支援します。価格は月額12,000円からです。
“合成アバター”を使える
「HoloD」はリモートワーカーのリアルタイムの映像を遠隔地に投影するシステム。オフィスワーカーは、HoloDを使用しているリモートワーカーに、実際にオフィスに存在しているように話しかけたり、プロジェクターに設置されたカメラを通じてリモートワーカーにモノを見せたりすることができます。
本システムではオプションとして、リモートワーカーの上半身の姿勢の認識を行い3Dアバター合成する「合成アバター」を選ぶことができます。利用者は家の様子をカメラで映すことなく、身振り手振りを用いたコミュニケーションが可能になります。本オプションはH2Lが開発・販売しているデバイス「FirstVR」が必要になります。
「HoloD」の価格は月額料金制(お試し1ヶ月無料)で1ヶ月12,000円から、5月上旬より順次発送されます。申し込みはHoloD公式サイトより。
(参考)H2L株式会社 プレスリリース