株式会社インフォマティクスは、現実空間に原寸大の図面データを表示できるアプリ「GyroEye Holo」の最新版「GyroEye 2019.2」をリリースしました。最新版では精度向上などが図られており、橋や道路、トンネル等のインフラ構造物の管理、工事中の施工や品質管理において、さらなる生産性向上と作業効率化支援を目指します。
オプションで精度や操作性が向上
「GyroEye Holo(GyroEye Viewer Holo)」は設計CAD図面や3Dモデルデータなどをデータ変換し、ホログラム映像として1分の1スケールで実空間に投影するMRデバイス「HoloLens」対応のソフトウェアです。
「GyroEye 2019.2」では、新たにトータルステーションと連携するオプション製品「GyroEye Holo TS+」とiOS機器を利用したGyroEyeビューワアプリ「GyroEye Viewer iOS」を提供します。
「GyroEye Holo TS+」は測量分野で広く使われているトプコン社製トータルステーション「LN-100」と連携し、「移動距離30メートルにおいて誤差 ±5mmの精度を安定して提供する」としています。遠隔操作でアプリ上のホログラムの大まかな位置決めをAndroid搭載機器でできる「GyroEye Controller」の配信も開始されます。
さらに「GyroEye Viewer iOS」では、iOS搭載のデバイスを「GyroEye Viewer Holo」と同様の体験を可能に。iOS 12以降を搭載したスマートフォンまたはタブレットで利用できます。