NVIDIAは、次世代GPU・Paskalのラインナップの3機種目となるGTX1060を発表しました。価格は249ドル(約25,000円)、発売は7月19日です。
性能は前世代のフラッグシップモデルGTX980と同程度、消費電力は2分の1となっています。GTX970を最低条件としていたOculus RiftやHTC Viveの動作するVR Readyの要件を満たしています。
NVIDIAの次世代GPU PaskalシリーズはGTX1080、GTX1070がこれまでに比べ圧倒的な性能を実現することが明らかになっており、すでに一般発売されています。
NVIDIAは、GTX1060が「オーバークロックにより2GHzに到達する。そして、競合の同程度のグラフィックボードと比べ平均で15%高速で75%以上消費電力が少ない」ことを明らかにしています。AMD社のグラフィックボードRX480が199ドルで発売されていますが、その比較を行っているものと思われます。
GTX1060の日本での価格、発売日は未定です。
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(参考)
NVIDIA’s New GTX 1060 Answers AMD’s RX 480, Starts at $249 and Launches July 19th
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