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業界動向 2019.04.26

グリーが第3四半期決算を発表、ライブ事業は「VTuberオリジナル番組を継続的に追加」

4月26日、グリー株式会社は2019年度6月期の第3四半期決算を発表しました。売上高176億円(前年マイナス3億)、営業利益16億円(前年マイナス12億)。第3四半期の業務予想では売上高が165~175億円、営業利益が3~8億円であったため、売上高は概ね計画通り、営業利益は計画を上回っての着地となっています。

「REALITY」オリジナル番組を継続的に追加

グリーはゲーム事業や広告メディア事業に続く第三の柱として、2018年4月にVTuber(バーチャルユーチューバー)を含むライブエンターテイメント事業に参入。3Dアバターを作成・配信できるアプリ「REALITY Avatar」や、VTuber専用専用ライブ配信アプリ「REALITY」の提供を行っています。

同社は決算資料内で「REALITY」のライブエンターテイメント事業の展開が進捗と説明。「REALITY」では、総勢40名以上のVTuberが出演するイベント「REALITY FESTIVAL 2 >DIVE」が開催され、開催期間中の7日間で約22万人が来場する盛り上がりを見せました。

また、アーティストのオーイシマサヨシ氏(大石昌良)がMCを務める、音楽レギュラー番組「ぶいおん!!」が開始するなど、アプリ内限定の番組が提供されています。今後、「REALITY」ではオリジナル番組を継続的に追加していくとのことです。

決算説明会での記者からの「REALITY」に関する質問に対して、同社取締役の大矢俊樹氏は「固定費を中心に先行投資を毎月1億強ほど行っている段階です」とコメント。同じく取締役の荒木英士氏は「現状、新たなユーザーの獲得と、継続的に楽しんでいただくことを重視しています」と話しました。

(参考)グリー株式会社 IR情報


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